くらし みんなのサロン

■生活支援コーディネーターの部屋Vol.28
先日、令和6年度に75歳を迎えられた方を対象にシルバー成年式が行われました。
式典の中で、南紀白浜聖福寺の関守研悟住職によるギター弾き語りを交えた法話と、参加者同士の交流会がありました。
参加者の中には、近所で支え合い活動をされている方、現役で仕事をされている方など、地域でご活躍されている方も多く見受けられました。
これからも健康で生きがいをもって暮らすための秘訣を、皆様の知恵や経験を拝借し、一緒に考え、発信していきたいと思います。

問合せ:健康長寿課
【電話】23・5851
【FAX】24・2390

■エイミーの花まるエッセイ
「御坊市の魅力」
今年の11月で御坊市に住んで4年間になります。その間、良い時も悪い時もありました。御坊市での新年度を迎えるにあたり、御坊市での時間を振り返る絶好の機会だと思います。
2021年11月に日本に来ました。海外で生活したり働いたりするのは初めてではありませんでしたが、それでもすべてが新しく、むしろ怖かったです。新しい街、新しい仕事、新しい同僚、新しい文化。でもすぐに、心配することは何もないことに気付きました。
御坊市で最初に気づいたのは、その美しさでした。新しい家からの美しい景色は私を落ち着かせ、ホームシックになり始めたときに故郷にいるように感じさせてくれました。鮮やかな緑の田んぼと美しい夕日は私に平和な感覚を与え、日が経つにつれてますます故郷にいるように感じ始めました。アイルランドの私の故郷は田舎にあり、野生で緑豊かで美しい景色が広がっているので、こんなに美しい自然があり、故郷を思い出させてくれる場所にいるのは幸せでした。
新しい場所でたくさんの素晴らしい人々に出会えたことも嬉しいです。素晴らしい友達ができ、親切な同僚や近所の人たちに会いました。そして、それらの経験のすべてがこれまでの私のここでの時間に影響を与えています。
約4年が経ち、御坊市は私にとって「第二の故郷」のように感じられるようになりました。御坊市に住んでいる人や御坊市出身の人が、この街がいかに素晴らしいか、そして世界中のどこから来た人でも、いかに心が落ち着ける場所かを知ってもらえればと思います。