くらし 地域活動応援日誌 Day.42

■地域おこし協力隊として那智勝浦町の魅力を発信しています
地域おこし協力隊 大石 駿

こんにちは。那智勝浦町生まれ育ちの大石駿と申します。高校卒業後は青山学院大学に進学し、その後、東京の半導体メーカーに就職していました。一度は町を離れましたが、昨年戻り、地域おこし協力隊として活動を始めました。昨年10月から那智勝浦観光機構の業務を手伝いながら、主に勝浦漁港の生まぐろ市場での競りガイドツアーを担当しています。
ツアーでは、日本語と英語の両方で町の歴史やまぐろ漁の特徴、競りの仕組みをお話しし、参加された方に那智勝浦の海の恵みの素晴らしさを感じていただけるよう心がけています。最近は海外からの旅行者も増えてきており、英語での案内に挑戦する機会が多くなりました。
また、観光案内所での接客や情報発信、地域イベントのサポートに加え、海外からの大型客船で来町された観光客のお出迎えや、関西国際空港でのPR活動など、町の魅力を広く伝える取り組みにも携わっています。こうした活動を通じて、地元の方々や観光客の皆さんと直接お話しできることが多く、日々学ぶことばかりです。
前職では半導体メモリの設計に携わっており、その際も海外の方とZOOm(ズーム)やメールでやり取りをする機会が多く、そこで培った英語でのコミュニケーションの経験が、今の活動にも生きています。
今後は、那智山周辺の山歩きや文化に関心のある方に向けて、日本語と英語の両方でガイドを行い、町の魅力をより多角的に伝えていきたいと考えています。若さを生かし、SNSやデジタルツールを活用しながら、町の魅力を幅広い世代に発信していくことにも挑戦していきたいです。
市場や町内で見かけた際は、ぜひ気軽にお声がけください。皆さんと一緒に那智勝浦を盛り上げていけたらうれしいです。