- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県倉吉市
- 広報紙名 : 市報くらよし 2025年7月号
◆キムチって韓国ではどんな食べ物?
よく「韓国人は毎日キムチを食べますか」「キムチって何種類くらいありますか」など質問を受けます。家庭や人によってさまざまですが、朝・昼・晩の3食食べる人もいれば、ほとんど食べない人もいます。
私は韓国にいるころは毎食食べていたわけではありませんが、日本に来てなかなか食べられないと思ったらとても恋しくて、自分で作って食べたり買ったりしています。
野菜を発酵させた漬物はほとんどキムチという名前が付きます。研究者によって違いますが、作り方や材料ごとに細かく分けたら100~350種類を数えるそうです。よく食べるのはやはり白菜・大根・きゅうりなどですね。
旬の野菜をキムチにして食べるのが一般的ですが、11月の終わりころになると野菜が貴重な冬に備えて保存食として大量に漬けます。きっと皆さんの印象に残っているのはこの場面でしょう。この時は家族だけでなく、近所の人や親戚まで集まって漬けます。こういった共同体文化(キムジャン文化)が認められ、2013年に世界無形文化遺産となりました。
私にとってのキムチは、日本の皆さんにとっての味噌汁のような存在ではないかなと思います。「いつも身近にあって当たり前だけど、食べられないと寂しいもの」です。いつまでも大好きな母親の味でもありますね。
キムチを利用した料理もいろいろあります。김치찌개(キムチチゲ)(鍋)、김치볶음밥(キムチボクムバップ)(チャーハン)、김치전(キムチジョン)(チヂミ)、김치라면(キムチラミョン)(ラーメン)、김치김キ밥(キムチムバップ)(のり巻き)、김치피자(キムチピザ)(ピザ)などなど、皆さんにもなじみのある料理かと思います。今晩、冷蔵庫にあるキムチを使って何か作ってみませんか。
■鳥取看護大学・鳥取短期大学キャンパスだより(354)
◆倉吉市長との意見交換会を開催しました
4月30日(水)、本学交流センターで、広田一恭市長と本学学生の意見交換会「市長と〝はなし〟しょいや」を開催しました。「若者の声をまちづくりに生かしたい」という市の要望を受けて実現したもので、両大学から29人の学生が参加しました。
第1部では、市職員から市の現状や課題について説明を受け、「倉吉市の5年後のめざすまちの姿」をテーマにグループワークを実施。第2部では、市長を交えて発表と意見交換を行い、学生たちは倉吉市の未来像を積極的に提案しました。
この意見交換会は今年で3回目。市内企業の魅力を紹介したガイドブックの作成など、学生の提案が実際に市政に取り入れられた事例も紹介され、学生たちは自分たちの声が地域づくりに生かされることを実感していました。「倉吉を発展させたい」「地域づくりに関わりたい」といった前向きな声も多く、地域と学生がつながる貴重な機会となりました。
◆今月のまちの保健室
日時:7月16日(水)午後1時半~3時半(受付:午後1時15分から)
場所:鳥取看護大学
※予約制。希望者は、電話でお申し込みください。
【内容】身長・体重・体脂肪・血圧・血管年齢・骨密度の測定、健康相談、ミニ講話「薬剤師から伝えたいお話や薬局との関りについて」
問合せ:グローカルセンター
【電話】27-0107
※今年の倉吉打吹まつり(初日)は県立美術館周辺で開催!(詳しくは本紙2ページをご覧ください)