- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県境港市
- 広報紙名 : 市報さかいみなと 令和7年11月号
■人生100年時代のお手本~100歳長寿者に記念品を贈呈~
市では、100歳を迎えられる皆さんに、毎年長寿をお祝いする記念品として、伯州綿で編まれたひざ掛けをお贈りしています。
今年は、9月14日(日)に市内22人の皆さんに記念品を贈呈しました。100歳長寿者を代表して伊達市長から記念品を受け取られた三軒屋町の安田啓さんは、長寿の秘訣について「晴れた日は庭の草むしりをしており、食事は一日に3回とること」と教えてくださいました。安田さんは長男家族と一緒に暮らしており「家族に支えてもらっている、感謝をしたい」と話されました。
市が行っているフレイル予防の取り組みなどを活用しながら、皆さんも元気に過ごしましょう。
■未来につながるカラダづくり~次世代につなげる健康講演会~
いつまでも健やかで充実した生活を送るために、未来につながるカラダづくりを学ぶ講演会を9月23日(火・祝)に開催し、幅広い年齢層の人たち約130人にご参加いただきました。
講演では、「『生理痛は妊娠の準備だから我慢しなさい』は間違い」と、誤った常識に警鐘を鳴らされ、痛みに潜む病気があるため早期受診の重要性に加え、ピルが避妊以外にもさまざまな健康メリットがあることについてお話されました。
また、妊活の時期などのほか、男性の更年期についても紹介され、男性・女性問わず、すべての世代が正しく知識を持ち、次世代に伝えていくことが大切であることを学びました。
■目指せ!高血圧ゼロのまち~令和7年度健康まつり~
市では、高血圧の人の割合が県平均と比べ多いという現状をふまえ、「目指せ!高血圧ゼロのまち事業」に取り組んでいます。
「大人も子どももまちづくりで取り組む高血圧予防」をテーマに9月28日(日)に健康まつりを開催し、211人の皆さんにご来場いただきました。
高血圧予防につながる取り組みをしている施設に「ニコニコ健康チャレンジ協賛施設等」として認定証を贈呈したほか、(有)山本製麺所様から、市内保育施設への低塩あかもくうどんの寄贈もあり、11月の給食で提供される予定です。
また、山陰労災病院の水田栄之助先生による「高血圧・減塩」についての講演会や、親子でヨガやダンスをする運動体験、血管年齢測定などのさまざまな健康チェックも行い、改めて健康について考え、これまでの生活を振り返るきっかけとなりました。
