- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県松江市
- 広報紙名 : 市報松江 2025年7月号
夢を応援し合うコミュニティ!
ミライソウゾウ会議 乙部宏隆(おとべひろたか)
私たちミライソウゾウ会議は、2022年に松江市の総合計画「MATSUE DREAMS 2030」の策定をきっかけに立ち上がったコミュニティ(任意団体)です。
コミュニティのメンバーは、市が主催した連続講座に参加した高校生から40代までの市民です。講座の終了後もつながりを保ち、仲間の挑戦を応援し合っています。
私自身は3年前に1期生として参加し、多くの仲間に出会いました。その後、刺激を受け島根大学で社会教育士称号取得の挑戦や、地域のこどもたちに働く楽しさや大切さを伝える「はたらくくるま」というイベントを開催してきました。
今年度、コミュニティは4期目を迎え、約50人のメンバーが参加しています。ここでは、そんな仲間たちの活動の一部をご紹介します。
ミライソウゾウ会議をきっかけに、「人力車まつ笑」やゲストハウス「余白」、大学生によるスタートアップなど、新しい事業が次々と生まれています。また、「しまねだんだんオペラ」の開催、黒田せり(松江市の郷土野菜)の魅力を発信する活動、スポーツトレーナーによるヘルスツアーの企画など、メンバーの思いを起点とした新しいまちづくりも形になりつつあります。
こうしたご縁から、こどもたちが主役のお祭り「ミライソウゾウゆめまつり」の開催、島根大学附属義務教育学校と連携した「まつえ土曜夜市」への出店など、コミュニティ一丸となってまちづくりに携わる機会も増えてきました。さらに昨年度からは、大橋川に浮かぶ無人島・狐森島(きつねもりしま)の開拓にもチャレンジしています。
今後もミライソウゾウ会議は、市民の皆さんと共に歩む〝まちづくり〟を続けていきます。