- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県雲南市
- 広報紙名 : 市報うんなん 2025年11月号
9月14日(日)、第35回永井隆平和賞発表式典を木次経済文化会館チェリヴァホールで開催し、約200人が出席しました。
この「永井隆平和賞」は、雲南市出身の永井隆博士の業績を顕彰するとともに、博士の「平和を」の精神を次世代に伝えていくことを目的に開催しています。
今年も「愛」と「平和」をテーマとした作文を募集したところ、全国から861点の作品が寄せられ、その中から21点の入賞作品が選ばれました。
式典の開会に先立ち、「雲南市民で童謡を歌おう会」の皆さんといっしょに会場全員で「長崎の鐘」を斉唱しました。
当日は、12人の受賞者が出席し、表彰の後、各部門の最優秀賞の作品朗読や最終選考委員からの講評が行われました。
記念講演では、昨年ノーベル平和賞を受賞された日本原水爆被害者団体協議会の代表理事、本間恵美子(ほんまえみこ)さんを迎え、「平和をつなぐ~ノーベル平和賞授賞式に出席して~」と題し、平和への取り組みやノルウェーのオスロで行われたノーベル平和賞授賞式の様子などのお話を聞きました。
永井隆平和賞の関連事業として呼びかけた「折り鶴×シン・アート※」プロジェクトに、たくさんの皆さんに参加していただきました。3万5千羽を超える折り鶴が集まり、千個を超えるシン・アートの花といっしょに、式典会場やロビーに飾りました。
来場者の皆さんを待ち受けるメイン看板は、以前からシン・アートの取り組みをされている吉田郵便局のコーヒー会の皆さんに作っていただきました。その他にも、市内各地で折り鶴やシン・アートに取り組んでいただきました。
※シン・アート:キッチンペーパーやトイレットペーパーなどの紙の芯を使って作るアート
◎第35回 島根県雲南市「永井隆平和賞」受賞作品一覧
※詳細は広報紙15ページをご覧ください。
問合せ:社会教育課
【電話】0854-40-1073
