くらし コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)を立ち上げます(3)

今回は、コミュニティ・スクールを導入することによる、学校側・地域側のメリットについて掲載します。

■学校がコミュニティ・スクールを導入するメリット
・学校の課題や現状を地域に理解してもらえる
・学校運営に対して新しい視点を加え、より良い案や策を一緒に考えてもらえる
・特色ある学校づくりにつながる
・教職員以外の人脈が増えたり、ボランティア活動が活発化したりする
・地域の将来を見据えたこれからの教育を行うことができる
・子どもたちの社会力が増す

■地域側がコミュニティ・スクールを導入するメリット
・地域の困りごとや課題を学校と共有できる
・地域の将来を見据えた人材育成につながる
・地域全体の交流や協力意識が深まる可能性がある
・子供たちが自分の住む地域を好きになってくれる
・子供との交流を通じて顔見知りになり、あいさつを自然と交わすようになり、防犯にも繋がる

ただし、ここにあげたメリットは、コミュニティ・スクールを設置すればこういなるわけではなく、その地域の資源を活かし、目的とビジョンを共有し、しっかりと運営しようと努力・継続した先にあるものです。学校・過程・地域が相互理解や信頼関係を深めることが大切になります。