くらし 人権ひとくちメモ

■「自死」をめぐる人権問題について
「自死」は、学校・職場等でのいじめ、様々なハラスメント、失業・倒産や借金・生活困窮、病気、育児・介護疲れ、社会的・精神的孤立などが複雑に関係し、心理的に「追い込まれた末の死」として認知されつつあります。
大切な家族を突然「自死」で失うと、遺族は想像を絶する衝撃を受け、年月の経過に関係なく深い悲しみと絶望感が押し寄せてきます。社会には未だに「自死」への誤った認識や偏見があり、遺族は悩みや苦しみなど胸の内を打ち明けることができず、一人で抱えてしまうことが少なくありません。「自死」を他人事と思わず、「自死」に追い込まれることのない住みよいまちづくりのために何ができるのか、あなたなりに考えてみましょう。

▽邑南町人権講演会のお知らせ
演題:地域で支える大切ないのち、共に生きる社会に向けて~自死をめぐる人権問題~
日時:7月25日(金) 14時~15時40分
場所:邑南町健康センター元気館アリーナ
講師:しまね分かち合いの会・虹代表 桑原正好(しょうこ)氏
※当日は、字幕があります。申込は不要です。