くらし 人権ひとくちメモ

■インターネットと人権問題
インターネットの利用は、急速に世界で広がりました。
日本のインターネット利用者は年々増え続けており、国の調査によると13歳から59歳までの個人の利用率は97%を超えています。小学生の利用率も約80%となっており、インターネットは私たちの日常生活を始め、学校・仕事などあらゆる場面で大きな存在となっています。
一方で、インターネットは私たちの生活を豊かにする便利な道具である反面、使い方を間違えたり、悪意をもって使ったりすると“凶器”にもなります。誰もが閲覧できるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や掲示板等に誹謗中傷を書き込むなど、他人の人権を侵害する事件も後を絶ちません。
インターネットの世界においても、画面の向こう側に自分と同様に人権のある他者の存在を意識することが大切です。

▽被害に遭われたときは
インターネットの書き込みにより誹謗中傷などの被害に遭われた場合は、ひとりで悩まず以下の相談窓口にお問い合わせください。

・みんなの人権110番(全国共通人権相談ダイヤル)【電話】0570-003-110
・法務省インターネット人権相談受付窓口⇒法務省HPから専用談フォームにて受付