- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県尾道市
- 広報紙名 : 広報おのみち 2025年8月号
令和6年7月から農林水産課に週3日(月・水・金)、テゴス職員が駐在しています。
侵入防護柵の設置や環境整備などの現地指導・助言を行うとともに、要望のあった、地域や団体に出向き鳥獣被害対策の講習会を行っています。
■テゴスとは?
鳥獣被害対策のために、広島県の呼びかけで地域住民と行政の中間支援組織として、一般社団法人広島県鳥獣対策等地域支援機構が設立され、令和6年4月から活動をしています。広島弁の手伝う“てごうする”から、機構の通称をtegos(テゴス)とし、県内の10市町にテゴス職員が駐在しています。
■テゴスの活動内容
窓口や電話でいただいた相談を基に、被害状況や対策の実施状況の確認を行います。そこで、問題点や改善すべきところを相談者にお伝えし、相談者と一緒に考え被害対策に取組みます。一例として、ワイヤーメッシュ柵をイノシシに突破されて困っているとの相談に対し、現地確認を行い、ワイヤーメッシュ柵修繕を相談者と一緒に行いました。すると、そこからの侵入はなくなり、農地への侵入を防ぐことができました。
他にも、イノシシの生態や対策を農家の皆さまにお伝えする講習会や、現地で対策技術指導も実施しています。
活動内容や対策方法については、テゴスのHPやYouTubeチャンネルでも紹介していますので、ぜひご覧ください。
■私が尾道市の担当です!
尾道市の担当職員(フィールドアドバイザー)の加下(かした)裕介(ゆうすけ)です。御調町で生まれ育ち、庄原で農業を学び、尾道市農協に6年間在籍。今は祖父母と農業経営をしています。
鳥獣被害対策についての知識、経験は誰にも負けない自信があります。お気軽にご相談ください。一緒に鳥獣被害対策に取り組んでいきましょう。
「てごうするで~」
問合せ:農林水産課
【電話】0848-38-9473