くらし 【特集】令和7年度 施策と予算(2)

■6つの重点施策
第五次東広島市総合計画を推進し、イノベーションが次々と生まれ、世界の課題解決に貢献できるまちを目指します。さらに、東広島に集う全ての人が、それぞれの求める生活価値を実現し、心豊かに暮らせるよう、6つの重点施策に取り組んでいきます。

◇命と暮らしを守る体制の整備
39.2億円
・災害死ゼロを目指した防災対策 36.2億円
・総合的な医療体制・救急医療の強化 3.0億円

◇誰ひとり取り残さない多様性と調和社会の実現
47.3億円
・誰ひとり取り残さない支援体制の充実 8.8億円
・安心して子どもを産み育てられるまちづくり 38.0億円
・国際色豊かなまちの形成 0.5億円

◇時代を担う子どもを育てる教育・保育の推進
18.8億円
・「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実 12.0億円
・地域・大学・企業等との特色ある教育活動の協働 6.6億円
・さらなる幼児教育・保育の質の向上 0.2億円

◇仕事と生活価値を創造する基盤づくり
27.3億円
・中小企業者の活性化 1.5億円
・成長産業の集積と新たな企業立地、投資の促進 19.1億円
・豊かな農村生活の実現と農業の生産性向上 4.7億円
・東広島ブランドの確立 2.0億円

◇多彩な地域の特徴を生かしたまちづくり
18.6億円
・地域別計画の推進による地域の誇りの創出 13.4億円
・希望ある未来へ挑戦するプロジェクトの展開 5.2億円

◇持続可能な次世代環境都市の構築
8.1億円
・脱炭素化の推進 6.3億円
・豊かな自然環境の保全と活用 1.2億円
・ごみの減量化プロジェクトの推進 0.6億円

■会計別予算額
◇一般会計
福祉・教育・消防・道路の整備など、市の基本的な事業を行う会計です。

◇特別会計
国民健康保険や介護保険など、特定の事業を特定の収入によって行う会計です。

◇公営企業会計
主に使用者からの料金収入によって事業を行う会計で、地方公営企業法の適用を受ける会計です。


※表中の数字は、四捨五入による端数を調整していないため、内訳と計は必ずしも一致しません。

■一般会計
◇歳入
総額1,071億円(対前年度+8.6%)

市税は、個人市民税において課税所得の増および令和6年分の所得税・住民税の定額減税終了による増額が見込まれることや、国庫支出金の増などにより、一般会計の歳入は8.6%の増となっています。

◇歳出
総額1,071億円(対前年度+8.6%)

※平成26年4月からの消費税引き上げによる地方消費税交付金増収分(社会保障分)28億343万円については、民生費や保健衛生費に充当します。

一般会計予算は1,071億円で、市制施行以来、初の1千億円台となりました。中期的な視点で財政運営の健全性を確保しながら、地域活性化や経済の好循環を実現するため、過去最大の予算規模となっています。計画的な政策推進のため、「さらなる進化に向けた包括的施策の推進」「選ばれるまちに向けた多様な主体が活躍できる環境づくり」に資する予算としました。

■ラジオで詳しく紹介します!
FM東広島(89.7MHz)「深掘り!ひがしひろしま」
4月の毎週木曜日 17:00~17:25
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