くらし 【特集 戦後80年】子どもの視点でみつめる 戦争と平和

昭和の時代を知らない子どもたちは、戦争と平和についてどのように感じているのでしょうか。未来を担う小中学生たちの言葉を通して、平和の尊さを改めて考えます。

■吉田中学校 3年 木坂 竜士さん
原爆ドームを訪れたとき、母から「被爆した人が川に飛び込んで亡くなった」と聞き、その悲惨さに心が大きく揺さぶられました。私が思う平和とは、差別や偏見がない世界です。日本は今、戦争をしていませんが犯罪はあり、本当の意味での平和とは言えないと感じています。さらに世界では今も戦争や紛争が続いています。なぜ話し合いではなく武力に頼ってしまうのか、大人になると何か大切なことを忘れてしまうのかと疑問に思います。だからこそ、中学生の私たちにもできることがあると思います。
私は音楽が好きです。将来は、音楽の力で平和の大切さを伝えていきたいと考えています。音楽には国境も人種も関係なく、人の心を動かす力があるからです。
昨年は薬物防止募金の呼び掛けに参加し、今は探究学習(PBL)で平和をテーマに学んでいます。子どもの声にも世界を動かす力があると信じて、自分にできる活動を続けていきたいです。

■吉田小学校 6年 升田 琉翔さん
どうして死にたくない人がたくさん死ななきゃいけないのかと思った。なんで人をたくさん殺す爆弾を作るのか分からない。みんなが悲しまない社会が当たり前になってほしいです。

■吉田小学校 5年 髙橋 真希さん
たくさんの人が死んでしまうのに、なぜ戦争をするのか知りたい。大人になったら、戦争も核もない世界をつくりたい。被爆した人の話を聞いて、平和の大切さを伝えていきたいです。

■吉田小学校 3年 奥田 修斗さん
みんなが助け合い、優しくできる世界が平和だと思います。相手の気持ちを考えて行動し、誰も怒らなくてすむ社会にしたい。平和について考える集まりがあれば、参加してみたいです。

■吉田小学校 3年 須安 茉夢さん
好きなものを買ったり、行きたい場所に行けたりできるのが平和だと思う。思いやりをもって、友達と仲良く過ごしていきたい。今起きている戦争がなぜ始まったのか知りたいです。

■美土里小学校 6年 室坂 優助さん
今の日本は戦争をしていないから平和だと思うけど、昔どんなことがあったのか、もっと歴史を知りたい。もう戦争が起きないようにみんなも戦争について知ってほしいし、平和記念資料館にもまた行ってみたいです。

■美土里小学校 5年 織田 悠菜さん
平和とは、周りの人のことも考えて、支え合って生きることだと思います。私は地域のごみ拾いをしたことがあります。クラスでも、おかしいと思ったことは、ちゃんと声に出していきたいです。