- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県長門市
- 広報紙名 : 長門市広報 知っちょこ 令和7年8月号
■特定非営利活動法人あすなろながと
理事長 福永(ふくなが)篤史(あつし)さん
高校卒業後、東京で服飾を学び、歌舞伎の衣裳方として全国を巡っていた福永さん。10年前にUターンし、35歳で林業家「福ノ杜林業」として独立。現在、「仙崎通り町協議会」の通り部会長としてまちづくりに奔走。
2025年2月に、「特定非営利活動法人あすなろながと」の理事長に就任した福永さんに話を伺いました。
◇長門市に帰ってこようと思ったきっかけは?
東京で仕事をしていた時に出会った1本の大きなクスノキに感動し、そこから「木」の魅力に惹かれ、木に関する仕事に興味を持つようになりました。地元で仕事をすることも考えるようになり、長門の林業を調べていると、素晴らしい理念を持った会社があることを知り、地元で働こうとUターンを決意しました。
◇まちづくりに関わるようになった経緯は?
イベントなどを企画していた若手グループの先輩に誘われて手伝うようになったのが始まりです。その後、仙崎通り町協議会を設立する準備会に参加した時に、地元の方から役員をしてみないかと声をかけられ、部会長を引き受け、本格的にまちづくりに関わるようになりました。みすゞ通りを中心に、世代を超えて交流できるイベントや子どもたちが楽しめる居場所づくりなど「日常に彩りを」をコンセプトに活動しています。
イベントで、子どもたちや地元の人、SNSを通じて集まってくれた人たちが一緒に楽しそうにしている姿を見ると、非常にやりがいも感じます。関わる人、みんなが笑顔になれる場所づくりをこれからも続けていきたいと思っています。
◇「あすなろながと」はどういった組織ですか?
まちづくりの中間支援団体として、市から業務委託を受け「市民サポートながと」の管理・運営を行っています。活動としては、市民活動や地域づくりの支援、地域資源を活かした新たな事業の創出などです。新たな一歩を後押しする立場として、僕のようなまちづくりを学んだわけでもない人でも関われることなど、自分の経験を通して伝えていけたらいいなと思っています。「あすなろながと」は、市民活動のベテランから未経験者まで、幅広いメンバーが軸となり活動していくので、そういう意味ではこれからどうなっていくのか楽しみでもあります。
◇これからどのようなことを目指していますか?
僕たちの役割は、思いを持つ人たちをつなぎ、新しい活動を生み出すきっかけをつくることだと思っています。何かやりたいけど、どうしたらいいかわからない、そんな人たちの背中を押せる存在でありたいと思っています。僕自身、周りの方にすごく支えられてやってきているので、今度は誰かの挑戦を応援する番だと思っています。長門市は、行政との距離感も近く、新しいことにチャレンジしやすい環境があります。小さなことでも構いません。最初の一歩を一緒に楽しく考えましょう。