- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県周南市
- 広報紙名 : 広報しゅうなん 令和7年9月号
高齢者の約4人に1人は認知症または軽度認知障害(MCI※)といわれており、誰もがなりうる、身近な病気です。
認知症になっても個人ができることを工夫しながら続け、自分らしく暮らしていこうという「新しい認知症観」の考え方のもと、市では、地域の理解と協力を得ながら自分らしく暮らせる地域づくりに取り組んでいます。
※認知症が疑われる症状が出始めた初期の状態
■相談窓口
▽かかりつけ医
認知症が気になったら、まずはかかりつけ医に相談してみましょう。
▽地域包括支援センター
地域にある高齢者の総合相談窓口です。
保健・福祉の専門職や認知症地域支援推進員が認知症に関する相談に応じます。
▽オレンジドクター制度(県もの忘れ・認知症相談医制度)
オレンジドクターは、物忘れや認知症に関する相談などに対応できる医師で、PREMIUM(プレミアム)オレンジドクターは、認知症に関してより専門的な知識と技能を有する医師です。該当医師がいる医療機関には、本紙掲載のようなデザイン入りのプレートおよびポスターが掲示されています。
▽県若年性認知症支援相談窓口
県立こころの医療センター(宇部市)に配属されている、若年性認知症支援コーディネーターが、若年性認知症の相談や情報提供を行います。
【電話】0836-58-2212(年末年始・祝日を除く 平日:9時~17時)
●市もやいネットセンター
【電話】0834-22-8200
福祉総合相談窓口として、認知症に関する困りごとや相談を受け付けています。
▽高齢者等見守りSOSネットワーク
高齢者などが、行方不明になったときや、身元が分からない人が保護されたとき、警察だけでなく地域や事業者の皆さんにも協力してもらい、速やかに行方不明者を発見、または身元を確認する取り組みです。
事前登録:行方不明になる可能性がある人の名前や特徴・写真などの情報を、家族や本人の同意を得てあらかじめ登録しておき、早期発見に役立てます。
▽認知症初期集中支援事業
複数の専門職が、医療や介護につながっていない認知症が疑われる人や認知症の人およびその家族に対して、専門医指導の下、初期の支援を行います。
●認知症で判断能力が低下した人のためのサービス
▽日常生活自立支援事業(地域福祉権利擁護事業)
認知症の人も、安心して自立した生活を送ることができるよう、日常的な金銭管理の手伝いや大切な書類などを預かるサービスです。
問合せ:市社会福祉協議会
【電話】0834-22-9988
▽成年後見制度
認知症などにより適切な判断をすることが難しい人を支援するため、本人に代わり財産の管理や福祉サービスなどの契約を行い、本人の権利を守り生活を支援する制度です。
問合せ:市成年後見支援センター(市社会福祉協議会内)
【電話】0834-22-9988
問合せ:地域福祉課
【電話】0834-22-8462