くらし 戦後80年 世界恒久平和を目指して

今年は、戦後80年の節目の年。私たちの暮らしの中にある平和がどれほど貴重なものか、改めて平和について考えてみませんか。
市では、昭和32年に「平和都市宣言」を、昭和59年に「核兵器廃絶都市宣言」を行い、核兵器の廃絶と恒久平和の実現を願い続けてきました。戦争の記憶を語り継ぎ、未来の世代へ平和の思いをつなぐ取り組みを行っています。

■原爆パネル展
広島・長崎に原爆が投下された当時の写真や惨状を描いた絵画などのパネル展を行います。
開催日程・場所:
8月4日(月)~8月8日(金) 別子山公民館
8月12日(火)~8月15日(金) 市役所1階ロビー
8月18日(月)~8月22日(金) 神郷公民館
8月25日(月)~8月29日(金) 惣開公民館

■新居浜にも空襲があったことを忘れないで 巨大爆弾パンプキン2発投下、大きな被害…
太平洋戦争末期の1945年7月24日、新居浜の空を米軍の爆撃機B29が襲いました。
「パンプキン爆弾」と呼ばれる大型爆弾が2発投下され、菊本町の住友軽金属製造所第3製錬工場(右図(1))と惣開町の住友化学工業新居浜製造所氷晶石(ひょうしょうせき)工場(右図(2))が大きな被害を受けました。死傷者45人。うち8人の尊い命が失われました。
この時、使用されたパンプキン爆弾は、のちに長崎に投下された原子爆弾と同じ形状・重量で作られた「模擬原爆」であり、投下の精度や効果を確かめるための訓練用兵器でした。戦況によっては、模擬爆弾の投下地である新居浜にも原爆が投下されていたかもしれません。
参考:総務省HP「新居浜市における戦災の状況」
※詳細は本紙をご覧ください。

問合せ:地域コミュニティ課
【電話】65-1218