- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県新居浜市
- 広報紙名 : 市政だより「にいはま」 令和7年(2025年)8月号
■常任委員会審査内容
6月市議会定例会では、3つの常任委員会において、付託された議案などの審査を行いました。主な審査内容は次の通りです。
◎工事請負契約(令和7年度清掃センター定期点検整備工事)について
問:高額な部品や設備の入れ替えなどはありますか。
答:今回の整備点検のうち、最も高額なものは、余熱利用設備の蒸気タービンの法定検査です。また、点検整備費用の中には、ごみクレーンの法定点検やろ過集じん器の交換、ボイラー給水ポンプの分解整備なども含まれています。
問:消耗品の交換や定期的に行う点検とは別に行う項目はありますか。
答:点検・整備項目については、自主点検に係る内容も一部含まれています。また、ITV設備として、管理棟の事務室や中央制御室、ごみクレーン室、計量棟などのカメラなど、システム系統のものが含まれています。
問:工事による市民への影響はありませんか。
答:市民サービスに影響しないよう調整を行い、工事を実施します。
◎新居浜市森林公園ゆらぎの森設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について
問:宿泊利用を開始する作楽工房の宿泊室は、以前からあったものですか。それとも新しく整備したものですか。
答:作楽工房の空き部屋を活用し、宿泊利用に向けて新たに整備しました。
問:何人宿泊できますか。
答:9人部屋と7人部屋があり、定員は合計16人です。
◎新居浜市駐車場条例及び新居浜市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例の制定について
問:条例改正の理由は何ですか。
答:駐輪場に導入している指定管理者制度を新たに駐車場にも導入し、業務の効率化、利便性の向上、経費削減に向けて、使用料収入を指定管理者の収入として取り扱う利用料金制度を導入するためです。
◎令和7年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)
・こども・子育て複合施設整備事業 2億368万円
問:市民や子育て世帯の声を反映させるためのアンケートやヒアリング調査は実施しますか。
答:現時点ではアンケート調査は行っていませんが、まずは近々開催予定である、子ども・子育て会議において、委員の意見を聴取したいと考えています。その後、意見交換のような形式で子育て世代や高校生などの意見を聞いていきたいと考えています。
問:市民文化センターの敷地内に設置している、あすなろ教室と発達支援課については、どのようになりますか。
答:発達支援課は複合施設に移転します。あすなろ教室については、新しい施設ではなく、当面の間は現在の場所で運営を行っていく予定です。
・罹災証明迅速化事業費 2千199万5千円
問:県内の一部自治体で共同導入する被害認定調査支援システムは、将来的には全国で導入されるのですか。また、システムの保守費用は毎年かかりますか。
答:本システム導入に対する国の支援はなく、デジタル化推進に関する大きな枠組みの中の補助金を活用し、全国で300団体余りが先行して進めているものです。また、システムの保守などの経費は、ランニングコストとして必要です。
・地域防災力向上促進事業費 100万円
問:感震ブレーカーの購入および設置に対して、上限1万5千円を補助するとのことですが、何世帯を想定していますか。
答:市内のおおむね70世帯を見込んでいます。
◎水道事業会計補正予算(第1号)について
問:ウォーターPPPを導入するにあたり、どのようなメリットがありますか。
答:上・工・下水道事業3会計をまとめて委託し、一元管理することで、業務の効率化を図り、10年間で約2億円の経費が削減できると試算しています。
問:民間に委託しても、水の安全安心について問題はありませんか。
答:水質監視や断水の作業などは、これまで通り職員で行うこととしており、引き続き安全安心な水を供給することができます。
■市議会インターネット中継
6月市議会定例会の本会議の様子は、市議会ホームページでインターネット録画中継を行っています(8月下旬まで)。
問合せ:議事課
【電話】65-1321
【FAX】65-1322