- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県大洲市
- 広報紙名 : 広報おおず 2025年2月号
【疑問その4】
マイナンバーカードを使ってどんな事ができるの?
■身分証明書としての利用
顔写真付きなので、マイナンバーカード1枚で本人確認書類として使えます。
■書かない窓口
市役所市民課、税務課および各支所の窓口に利用者証明用電子証明書(暗証番号数字4桁)が搭載されたマイナンバーカードを持参すると、申請書(※)などを書かずに各種証明書を取得できます。また、転居届など各種届出書に必要事項があらかじめ記載され、記入時の負担が軽減されます。
(※)一部申請書を除く。
■コンビニ交付サービス
マルチコピー機のあるコンビニエンスストアで住民票の写しや印鑑登録証明書、市県民税課税・所得証明書などを取得できます。
※利用には、利用者証明用電子証明書付きのマイナンバーカードと暗証番号が必要です。
「平日の昼間に市役所へ行かなくてもいいんだね!」
■引っ越し手続きオンラインサービス
引っ越し手続きオンラインサービスを利用すれば、市外への転出の届け出ができるため、役所へ足を運んでの届け出は転出先だけでよくなります。
※転入の手続きは、引っ越しする本人がマイナンバーカードを持参して行う必要があります。
■マイナポータルの利用
◇マイナポータルとは?
自宅のパソコンやスマートフォンから子育てや介護をはじめとする行政手続きがワンストップでできたり、行政機関からのお知らせを確認できたりする、自分専用のサイトです。
◇マイナポータルで提供されるサービス
〇手続きの検索・電子申請
地方公共団体が提供している行政機関の手続きの検索や、オンライン申請ができる
〇自己表示(わたしの情報)
行政機関などが持っている自分の特定個人情報が確認できる
・税・所得
・手当
・年金
・医療費
・予防接種
・診療・薬剤
・健康診断・検診 など
〇お知らせ
行政機関などから配信されるお知らせを確認できる
〇情報提供等記録表示(やりとり履歴)
情報提供ネットワークシステムを通じた個人情報のやり取りの記録を確認できる
〇もっとつながる(外部サイト連携)
外部サイトを登録することで、マイナポータルから外部サイトにログインできる
■e-Taxで確定申告
自宅のパソコンやスマートフォンから国税庁のサイト「e-Tax(イータックス)」を利用して確定申告する際に、マイナンバーカードを使ってログインすることができます。
また、マイナポータルとe-Taxを連携させ、各証明書の発行主体とも連携させておけば、医療費控除をはじめ生命保険やふるさと納税などさまざまな控除を自動入力でき、大変便利です。
【疑問その5】
これからはマイナンバーカードを使って病院を受診するの?
■「マイナ保険証」の利用が基本となります
令和6年12月2日から、医療機関などを受診する際はマイナ保険証(健康保険証の利用登録をしたマイナンバーカード)によるオンライン資格確認を基本とした仕組みに移行されています。
現在お持ちの保険証は有効期限まで使えますが、新しい保険証は発行されません。マイナ保険証を持っていない人は、有効期限内に交付される「資格確認書」を使って受診できますが、マイナ保険証ならではのメリットも多いので、マイナ保険証の使用を検討してみましょう。
◇マイナ保険証を使うには
まず、利用者証明用電子証明書の搭載されたマイナンバーカードを取得します。(取得方法は7ページ参照)(※本紙をご覧ください)
次のいずれかの方法で、健康保険証をマイナンバーカードに登録します。
〇顔認証付きカードリーダーからの登録
医療機関や薬局の窓口などにある顔認証付きカードリーダーにマイナンバーカードを置き、マイナンバーカードを健康保険証として登録するボタンを選択し、画面に沿って手続きしてください。
〇マイナポータルからの申請
スマートフォンやパソコンからマイナポータルにログインし「証明書」エリアの「健康保険証」ページから登録してください。登録が完了している場合、マイナンバーカード利用状況「登録済」と表示されます。
〇セブン銀行ATMから
コンビニエンスストア「セブンイレブン」などに設置されているセブン銀行のATMから登録できます。
◇マイナ保険証利用のメリット
〇健康保険証としてずっと使える
就職や転職、引っ越しなどで健康保険が変更になった場合でも、マイナ保険証で受診できます。
※健康保険の加入や脱退などの変更手続きは従来どおり必要です。
〇資格確認が正確・スピーディーに!
窓口でカードリーダーにかざせば最新の資格を確認でき、医療機関などや保険者の事務処理の効率化が期待できます。
〇健康管理や医療の質が向上
本人が同意すれば、過去の特定健診や薬の情報を医師や薬剤師などと共有し、適切な医療を受けることができます。また、マイナポータルで自分の特定健診や薬の情報を見ることができます。
〇医療費が高額になるときの手続きが楽に
マイナ保険証で自己負担限度額が確認できるため、限度額を超える医療費を一時的に自己負担したり、限度額適用認定証の申請手続きをしたりする必要がありません。
〇医療費控除も簡単・便利に!
確定申告の際、マイナポータルから医療費情報を取得することで、領収書がなくても医療費控除の手続きができます。
※マイナポータル上で代理人の登録をすれば、家族の医療費も合算できます。
「電子証明書の期限切れに注意してね!」