- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県大洲市
- 広報紙名 : 広報おおず 2025年2月号
■地域に根差した防火・防災活動で受賞
大洲市・内子町婦人防火クラブ連絡協議会会長、愛媛県婦人防火クラブ連絡協議会副会長を務める二宮小百合(さゆり)さんが、一般財団法人日本防火・防災協会会長表彰を受賞。11月26日(火)に大洲喜多広域消防事務組合消防本部で授賞式が行われました。表彰状を受け取った二宮さんは「管内4つの婦人防火クラブ会員のみなさんの熱心な活動のおかげで受賞できた。今後も地域の隅々まで防火・防災意識を広めていきたい」と笑顔で語ってくれました。
■平小開校150周年
平小学校が開校150周年を迎え、11月29日(金)に記念式典が開催されました。
式典では児童代表として6年生の德住柚結(ゆずゆ)さんが「平小学校はどのクラスからも神南山が見え、季節の移り変わりを目にできる。150年前の人たちも同じ景色を見ていたのかと思うと歴史の重みを感じる」とあいさつ。続いて、ゲストのなわとびパフォーマー粕尾将一(しょういち)さんによる講演とパフォーマンスが披露され、最後は子供たちが元気に校歌を斉唱しました。
■100年の歴史を1冊に
出海地区では地域の歴史を将来へ残そうと地元の人たちの手で「出海百年写真集」を手がけ、12月5日(木)には自治会編纂(さん)部員のみなさんが、発行の報告に来庁しました。東浦義隆(よしたか)自治会長は「自分たちも知らないような地域の新しい発見があった。100年後にまた新しい写真集が出せるようにこれからもコミュニティの活性化に努めたい」とあいさつしました。写真集は図書館などに寄贈されるほか、出海コミュニティセンター(【電話】53-0013)で販売されるとのことです。
■ラディッキオの旬を味わう特別メニュー
大洲市の若手生産者が中心となって設立した「えひめ西洋野菜研究会」が、産地化と国内での安定供給を目指し栽培しているイタリア野菜、ラディッキオ(トレビス)。このラディッキオを使用した期間限定特別メニューの提供が、12月から市内2カ所の飲食店で始まりました。メニューの提供を行うBar and Cafe ROY’S(バーアンドカフェロイズ)のオーナー廣見元司(もとし)さんは「ラディッキオの色や食感、ほろ苦さを生かす工夫を凝らした料理で、若い生産者を応援していきたい」と語りました。
■大洲城をみんなできれいに
12月13日(金)、大洲城で年末恒例のすす払いが行われました。主催の大洲史談会に加え、協力企業やボランティアなど約30名が参加。寒空の中、笹ぼうきを使って軒下などの汚れを取り除き、より高い部分は高所作業車で清掃するなどして、新年を迎える準備を整えました。大洲城を管理する竹中祥恵(よしえ)施設長によると、2024年は11月末の時点での入場者数が、記録の残る2010年以降で過去最高を記録し、キャッスルステイは17組が利用したとのことです。
■小中学校への寄贈ありがとうございました
南海放送株式会社では地域貢献活動として、県内の全ての小中学校に衛生対策の支援にと「企業版ふるさと納税」を活用し、ハンドソープを寄贈していて、大洲市でも同社のキャラクター「ウィット」がプリントされた「キレイキレイ泡ハンドソープ」800本を市内小中学校20校に寄贈していただきました。12月19日(木)に行われた贈呈式では、渡部剛士(つよし)取締役常務執行役から「これからインフルエンザなど感染対策が重要な時期。毎日の手洗いに使ってもらい、子供たちに元気に過ごしてほしい」と目録が手渡されました。