- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県大洲市
- 広報紙名 : 広報おおず 2025年3月号
水量に富み、自然豊かな肱川は漁業でも大きな恵みを人々に与え続けています。
今回は肱川で獲れる魚やその漁法についてご紹介します。
■肱川の漁業
肱川では、鮎、鰻、アマゴ、モクズカニなどが代表的な漁獲物として知られています。また、河口付近の汽水域ではあおのり漁も行われていました。
特に鮎は、香り高い風味と豊かな栄養価が魅力で、多くの人々に親しまれています。また、モクズカニはその美味しさから、アマゴはその美しい姿から人気があります。漁期には多くの釣り人が訪れ、肱川の自然を満喫しています。
■伝統的な漁法の数々
肱川で最も多くみられる漁法の一つが「瀬張り」です。瀬張りとは、川に竹の棒を打ち込み、川を下ってくる鮎(落ち鮎)を川の端に追いやり、そこに投網を投げ入れて一気に捕まえる方法です。
「友釣り」は、鮎の特性を利用した遊漁者に人気の漁法です。友釣りでは、囮(おとり)の鮎(友)を鮎の縄張りに放ち、縄張りを守ろうとして囮に攻撃してくる鮎を釣り上げます。
鰍(かじか)は2m程の目の細かい四角の網(網の3方を30cmくらい立てて、魚が逃げにくくしたもの)を流れの上にしき、サザエの貝殻に縄を通してつらねたものを、下から二人が引いて網の上へ鰍を追いこんで捕る漁法があります。
その他にも、鰻には「じんどう」、モクズカニには「かにかご」と呼ばれる漁具を使った漁が営まれています。
肱川水系で遊漁を行うためには、漁協などで遊漁券を購入する必要があります