- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県東温市
- 広報紙名 : 広報とうおん 令和7年4月1日号 vol.246
■総合計画による主要施策の取組
[4]心豊かに学びあう文化創造のまち
安全、安心な教育環境の整備では、学校等施設長寿命化個別計画に基づき、南吉井小学校中校舎教室棟の長寿命化改修工事や東谷小学校屋内運動場の改築工事を実施し、更新費用の縮減と平準化を図りながら、引き続き教育環境の整備を進めます。
次に、確かな学力を育てる教育の推進では、GIGAスクール構想により導入した1人1台端末の更新などを行い、引き続き質の高い教育を推進します。
次に、青少年の健全育成では、登校が難しい生徒の学校内での居場所づくりとして、重信中学校に設置する「校内サポートルーム」に専任の教員を配置し、不登校生徒の支援を行います。
さらに、文化、スポーツの推進では、9月に開催される「日本スポーツマスターズ2025 愛媛大会」のバスケットボール競技が、ツインドーム重信で実施されることから、会場設備の整備を進めます。
[5]みんなでつくる協働・自立のまち
地域コミュニティの育成では、現在5名の隊員が活躍している「地域おこし協力隊」に、新たに中山間地域の皆さまと一緒に地域づくりの活動をしていただく担当者を1名、空き家対策の担当者を1名追加し、それぞれの取組をさらに推進していただきたいと考えています。
また、昨年度に引き続き、アート・ヴィレッジとうおん構想担当者による、文化芸術関連事業の企画、開催、支援等を通じて、交流人口の拡大や文化芸術の振興、プロモーション戦略の推進などを図ります。
次に、デジタル化の推進では、「窓口DX」の取組を加速し、市役所での各種証明書の発行や転入、出生などのライフイベントに関する手続を、原則1か所で行えるワンストップ窓口サービスの提供を推進します。それに併せて、市役所1階フロアのレイアウトの改善や案内表示の見直しなど、来庁者に分かりやすい、快適な窓口環境を整備します。
そのほか、国が進める情報システム標準化への対応では、ガバメントクラウドへの移行などを進め、行政サービス提供の安定化と効率化を図ります。
さらに、人口減少、少子高齢化、物価高騰などによる社会情勢の影響や厳しい財政状況など、さまざまな課題に直面していますが、各種施策にしっかりと取り組み、子どもから高齢者まで、誰もが希望と愛着を持てる「温か笑顔の東温市」の実現に向けて、全力前進していきます。
■全力前進
更なる市の発展と確固たる「礎」を築いていく