- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県東温市
- 広報紙名 : 広報とうおん 令和7年9月1日号 vol.251
■中学生の言葉が参加者の胸に響きました 社会を明るくする運動東温市大会
犯罪や非行のない明るい地域社会を築くことを目指し、第9回社会を明るくする運動東温市大会が川内公民館で開催されました。松山刑務所から講師を迎え、拘禁刑の創設に関する講演を始め、重信中学校2年生の福本沙恵(さえ)さん、川内中学校2年生の橋本芽依(めい)さんの意見発表が行われました。中学生の意見発表は、右記の二次元コードからご覧いただけます。
※二次元コードは本紙をご覧ください。
■地域の危険箇所はどこだろう? 小中学生と地域住民で防災を考える
川内中学校、川上小学校の合同行事として「かわうちCDC」が行われました。災害時を想定し、中学生と地域住民が川上小学校へ避難した後、小学生も交えて、避難途中で見つけた倒壊しそうな建物などの危険箇所を共有し合いました。また、川上小学校の橋本校長から東日本大震災の「釜石(かまいし)の奇跡」のお話があり、想定に捉われずに行動することの大切さを学びました。
■講演×熟議で子どもの安心・安全を考える 防災をテーマにトウオンミライカイギ開催
地域コーディネーターや学校運営協議会委員、PTA役員、教職員、地域住民等が課題を話し合い、活動の活性化を図るトウオンミライカイギ(主催:市教育委員会)が開催されました。地域学校協働活動や安心・安全な学校づくりに関する講演「これからの防災教育」を考える熟議が行われ、熟議では、「何も準備せず一日かけてサバイバルな防災訓練をする」「『暴れ川』と呼ばれる重信川の歴史を学ぶ」など、参加者同士でアイデアを出し合い、活発な意見交換を繰り広げていました。
●Interview
北吉井小学校 地域コーディネーター
小椋さやかさん
北吉井小学校では、防災教育として避難所設営体験などをしてきましたが、地域を巻き込んだ活動はなかなか進んでいませんでした。今回さまざまな立場の人と熟議し、そうした活動が大切ということを再認識できたので、学校運営協議会で提案してみようと思います。
■災害時に助け合う仲間と一緒に学ぶ 婦人会の防災学習プログラム
市内の女性団体や中学生などが参加し、介護美容に携わる瀧野祐美子(ゆみこ)さんによる災害時の寄り添い合いに関する講演や、市職員による被災地支援の経験を踏まえた講演、防災グッズの見学などが行われました。川内中学校2年生の都築野々花(ののか)さん(左下写真左端)は、「災害時に誰かに寄り添ったり、家で防災グッズを準備したり、中学生でもできることを多く学ぶことができました」と話していました。
■大規模災害時の避難に備えて 福祉避難所の協定を締結
特定非営利活動法人とんとこと「災害時等における福祉避難所の設置運営に関する協定」を締結しました。本協定は、災害時に一般避難所での生活が難しい要配慮者の受入先となる福祉避難所を開設するため、施設使用の協力をいただくものです。市長は、「災害時の要配慮者支援体制の強化が求められており、本協定で、支援の取組が一層広がることを期待します」と述べました。
■全国6校の一つに選ばれました 東谷小学校が内閣総理大臣賞を受賞
東谷小学校が、交通安全など学校安全教育の取組で内閣総理大臣賞を受賞しました。中下校長(写真中央)は、内閣総理大臣から直接表彰状を受け取り、その様子を市長と教育長へ報告しました。中下校長は「地域、保護者、子どもたち、市教育委員会の支援で受賞でき、大変光栄です。これからも、子どもたちの生きる力が身に付く、学校安全教育を進めていきます」と意気込みを語りました。