くらし アライグマ被害が急増

「特定外来生物」に指定されているアライグマの捕獲が相次いでいます。平成30年度の13匹から令和6年度は235匹(令和7年1月末現在)に急増。ペット用として輸入されたものの、捨てられたり逃げ出したりして野生化したアライグマが、住宅の屋根裏にすみ着いたり、農作物を荒らしたりしています。
アライグマは、春先から繁殖シーズンを迎えます。活動的になり被害が増加する恐れがあります。

■アライグマの被害例
・屋根裏から大きな物音や「クルルル」のような鳴き声がきこえる
・家の壁、雨どいなどに5本指の傷跡がある
・ペットの餌が食べられた
・屋外で飼っていた金魚やメダカがいなくなった
・トウモロコシの皮をむいて実だけ食べられた
・皮に小さな穴を開けてスイカの中身だけ食べられた
・袋が破られて、ブドウの実だけ食べられた

■捕獲用のわなを貸し出し
アライグマの被害で困っている人を対象に、捕獲用の箱型のわなを無償で貸し出しています。貸し出しを希望するときは、環境保全課や各総合支所環境建設課の窓口で捕獲従事者の登録申請とアライグマに関する講習の受講が必要です。

◎体長は40~60cm。タヌキに似ていますが、尻尾にしま模様があります
◎スイカやトウモロコシなどの農作物だけでなく、生ごみやペットフードなども食べます

申込先および問い合わせ先:環境保全課
【電話】30-9043
【FAX】30-9715