- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県直方市
- 広報紙名 : 市報のおがた 令和7年1月1日号
■感田小、上頓野小、植木小の3校が創立150周年を迎えました
明治5年(1872年)、日本最初の近代学校制度を定めた「学制」が発布され、各地に小学校が次々と誕生しました。学制発布から2年、明治7年2月に現在の感田小学校、4月に上頓野小学校、7月に植木小学校の3校が創設され、150周年を迎えた11月にそれぞれ記念式典が行われました。
感田小学校では、地域の皆さんからの寄付で中庭を人工芝を敷き、子どもたちが気軽に遊べるスペースが整備され、児童代表に記念品目録が贈られました。村上善道校長は卒業生や地域の人々、企業からの支援に感謝を述べ、「先輩方が築かれた伝統や本校に対する熱い思いをしっかりと受け止め、次の50年につなぐ役割を果たしていく」と誓いました。
上頓野小学校の石丸直哉校長は、「創立150周年という節目の年に、本校の職員として巡り合えた喜びと、教育に課せられた責務を強く胸に刻み、子どもたちの夢や希望、笑顔があふれる学校となるよう、職員が一丸となって努力していく」と式辞を述べました。式典では、各学年児童より、日頃の学習の成果が披露されました。
植木小学校の式典では、50年前、当時の児童が埋めたタイムカプセルの開封式の様子も放映され、植木にゆかりのある文化人「阿部王樹(あべおうじゅ)」に関する講話が行われました。藤瀬正朋校長は「本校には学校と地域が密着して作り上げた伝統がある。今後もこれまで以上に連携を図り、伝統を大切にしながら『郷土を愛し、郷土に生きる児童』の育成していく」と挨拶され、最後には全員で校歌斉唱が行われました。