くらし 【防災特集】もしもの時の、あなたの身の守り方をしっていますか?

■地震が発生したら
▽身の安全確保
緊急地震速報が鳴ったり、大きな揺れに見舞われたときは、丈夫なテーブルの下や、物が「落ちてこない」「倒れてこない」空間に身を寄せ、揺れがおさまるまで様子を見ましょう。

▽火の始末・出口の確保
火を使っているときは、揺れがおさまってから、慌てず火を消しましょう。
窓や戸を開け、出口を確保しましょう。

▽情報収集・避難
家の安全を確認後、近隣の状況を確認します。地震発生直後は、近隣で助け合い、安否確認や救出・救護活動を行うことが重要です。
ラジオやテレビ、行政などから正しい情報を集めましょう。
避難が必要な時には、ブレーカーを切り、ガスの元栓を締めましょう。

■大雨・台風のとき
台風や大雨は、警報などの防災気象情報を利用して、被害を未然に防いだり、軽減することが可能です。
天候が悪化しそうな場合は、普段の行動を見合わせましょう。防災気象情報を収集し「明るいうちに」「状況が悪化する前に」早めの避難を心がけましょう。

▽家の外の備え
・窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要に応じて補強する。
・側溝や排水口は掃除して水はけを良くしておく。
・風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定したり、家の中へ格納する。

▽家の中の備え
・備蓄品、非常持出品の確認。
・断水に備えて飲料水を確保するほか、浴槽に水を張るなどして生活用水を確保する。
・スマホやモバイルバッテリーの充電。
・ハザードマップで避難場所と経路を確認する。

■知っておこう!防災情報の入手手段
防災情報は生活必需品です。自分に合った方法で日頃から気象情報、防災情報を収集しましょう。

▽スマホユーザーならこれが便利!「ふくおか防災ナビ・まもるくん」
・現在地や登録した市町村の気象警報、避難情報をプッシュ通知で受け取れる。
・最寄りの避難所の開設状況、混雑状況を地図で表示。
・登録した家族などの安否確認機能を搭載。
・非常時、災害のレベルに応じた行動示唆をイラストでわかりやすく表示、避難行動の参考に。
・河川カメラ情報など、さまざまな情報に簡単にアクセス可能

▽一家に一台「防災ラジオ」
市からの「避難情報」「避難所開設情報」等を放送します。電源コードは常にコンセントに挿しておき、普段から受信状態を確認しておきましょう。

▽KBCのデータ放送「dボタン広報誌」
市からの「避難情報」「避難所開設情報」等を放送します。電源コードは常にコンセントに挿しておき、普段から受信状態を確認しておきましょう。
テレビ1チャンネル(KBC)でdボタンを押すと表示されるデータ放送で、市からの「避難情報」等を配信します。

■非常持出品
リュックなどにまとめ、すぐに持ち出せる場所に準備しておきましょう。
・貴重品
現金(公衆電話用に10円玉等も)、免許証、保険証、マイナンバーカードなど
・避難グッズ
懐中電灯・ヘッドライト、ヘルメットなど
・情報グッズ
スマートフォン・携帯電話の充電器や予備バッテリー、携帯ラジオ
・救急用品・衛生用品
救急用品セット、常備薬、お薬手帳、マスク、アルコール消毒液、ウェットティッシュ、歯磨きセット、携帯トイレなど
・生活用品
手袋、衣類・下着、タオル、ラップ、ポリ袋など
・飲料水・非常食
水(500mlを1人3本以上)、レトルト食品や缶詰、栄養補助食品など

■備蓄品
飲食料品は最低3日分以上(飲料水は1人1日3リットル)を備えましょう。
★ローリングストック(回転備蓄)を活用しよう
普段の買い物の際に食品を多めに購入し、食品棚などに保管しておきましょう。古いものから消費し、食べた分を買い足すことで、食品の量や鮮度を一定に保ち、災害時も日常生活に近い食生活を送ることができます。

問い合わせ:防災安全課消防防災係
【電話】23-1731