- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県筑紫野市
- 広報紙名 : 広報ちくしの 令和7年4月号
2月25日、令和7年第2回筑紫野市議会定例会において、平井一三市長が令和7年度の市政運営の基本的な方向を示す施政方針演説を行いました。平井市長は、対前年比で約14%増となる約428億8千万円の積極型予算を編成し、市民の皆さんの声と思いを形にした第七次総合計画の推進と具現化を図っていくことを表明しました。
施政方針の全文は市ホームページで公開しています。
■人が育まれ、活躍できる子育て・教育のまちづくり
・保育所の新設および就職支援金や奨学金返済支援による新たな保育人材の確保
・中学生までの医療費無償化や妊婦健康診査費助成制度の拡充
・小学校特別教室へのエアコン整備と、小中学校体育館空調整備の手法検討のための事前調査
・指導者用デジタル教科書の活用や児童生徒用のタブレット端末更新による効果的な教育活動の推進
・二日市小学校・二日市東小学校の増改築に向けた設計業務 など
■支えあい、暮らしに寄り添う福祉のまちづくり
・地域包括ケアシステム団体の立ち上げと運営の支援、地域密着型サービスの充実
・介護就職フェアをはじめとした介護人材の確保、育成の支援
・帯状疱疹ワクチン接種費用の助成制度創設
・複合化した課題への対処を図るための分野の垣根を越えた重層的な支援体制づくり
・同和問題をはじめとした人権教育と啓発の引き続きの推進 など
■政策実現のための市民目線の行財政運営
・基幹系システムの標準化、クラウド化などの基盤整備や窓口DXの取り組みの推進
・ふるさと応援寄附金充実のための取り組みの検討、実施
・新たなコミュニティ基本構想・基本計画に基づく地域コミュニティによるまちづくりの更なる推進
・市民の郷土愛やシビックプライドの醸成を図るためのシティブランディングの取り組みの実施
・ボランティア団体と市民をつなぐポータルサイトの構築
・二日市コミュニティセンター整備のための設計 など
■自然をまもり未来を育むまちづくり
・第三次環境基本計画に基づく豊かな自然と生物多様性の保全、廃棄物の減量適正処理、気候変動対策などの推進
・カーボンニュートラル実現に向け、本市の特性を活かしたJクレジットの活用など新たな取り組みの推進
・ふるさと応援寄附金を活用した地域猫など動物愛護活動への支援
・上水道、下水道の老朽管更新に伴う耐震化、上水施設の遠隔監視装置の更新 など
■市民が織りなすスポーツと文化のまちづくり
・スポーツ推進計画に基づく取り組みの推進とスポーツ施設に関する基本構想の策定
・中学校部活動の地域移行などを見据えた資格取得支援によるスポーツ指導者の確保と育成
・子どもの読書活動推進のため、3歳児を対象としたセカンドブック事業の実施
・阿志岐山城跡保存活用計画の策定 など
■強みをいかした多様な産業で賑わうまちづくり
・地域活性化商品券の発行やLPガス料金への支援、畜産農家への支援などの物価高騰対策
・二日市温泉と天拝山一帯の魅力向上を図るため、天拝山山頂展望台のリニューアルや天拝公園駐車場の拡充を実施
・地域計画により描かれた将来像を踏まえた農業振興地域整備計画の改定
・地元産木材の普及促進 など
■安全安心で快適な暮らしを支えるまちづくり
・鷺田川上流域の治水対策に係る調査結果を踏まえた浸水解析、河川やため池の浚渫、井堰の改良などの対策
・小学校への防災倉庫整備、避難行動要支援者情報の管理システム導入による避難体制の充実と災害対応力の向上
・山口地域のAIデマンド交通実証運行から得られる成果や課題を分析し、他地域への横展開について検討
・総合公園の大型遊具(天拝の船)リニューアル など
問合せ:企画政策課
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