- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県筑紫野市
- 広報紙名 : 広報ちくしの 令和7年8月号
■子(こ)どもの自立心(じりつしん)を育(そだ)てる
子どもは2~3歳になると、自分でしたい、やってみようという気持ちが出てきます。それは自立心の芽生えです。自立心は大人になったときに、自分の意志で物事を考え、選択し、自分の行動に責任を持つ力につながっていきます。
では、子どもの自立心を育てるために、大人のどのような関わり方が大切か考えていきましょう。
▽子どもの意志を尊重する
子どもが自分で決めたことや子どもの気持ちを大切にしましょう。大人はつい口をはさんでしまいがちですが、まずは子どもが決めたことを受け入れてあげましょう。「どっちがいい?」などと子どもが選択できる問いかけもいいかもしれませんね。
▽過干渉になりすぎない
大人が先回りして何でもしてしまうと、子どもが自分で決めたり選んだりする機会を奪ってしまうことになります。子どもの行動を見守る気持ちが大切です。
▽成功体験を重ねる
やってみてできたという経験は自信につながり、また新しいことにチャレンジしようという気持ちを育みます。ときには失敗してしまうことがあるかもしれませんが、「頑張ったね」と頑張りを認め、たくさんほめてあげましょう。
問合せ:街道保育所
【電話】922-3077