- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県大野城市
- 広報紙名 : 広報「大野城」 令和7年9月1日号
■「救急の日」とは?
救急業務および救急医療に対する国民の正しい理解と認識を深め、救急医療関係者の意識の高揚を図ることを目的に、昭和57年に定められました。以来、毎年9月9日を「救急の日」、救急の日を含む1週間(日曜日から土曜日)を「救急医療週間」としています。
■市民の皆さんに知ってもらいたいこと
◆尊い命を救うために救急車の適正な利用を
通常、119番の救急要請を受けると、現場を管轄する消防本部・消防署から救急車が出動します。しかし、管轄内の救急車が出動している場合は、別の管轄から救急車が出動することになり、現場への到着に時間を要します。このため、生命に危険のある傷病者に対する救命措置が遅れてしまいます。
一刻も早い治療が必要な人のために、タクシーや自家用車で病院に行けないか、119番通報をする前に今一度考えてください。
緊急に病院へ搬送しなければならない場合は迷わず119番通報をしてください。
◆家族の様子がおかしい!救急車を呼ぶ?
まずは慌てずに、救急車を呼ぶべきか迷ったときは、「福岡県救急電話相談」、子どもの場合は「福岡県小児救急医療電話相談」に電話して、医師や看護師等の専門家に相談しましょう。
◇急な病気やケガの相談
福岡県救急電話相談
【電話】#7119または【電話】471-0099
救急車?病院?迷ったら【電話】#7119
福岡県救急電話相談・医療機関案内
24時間受付・年中無休
救急車の利用や最寄りの医療機関についてアドバイスします。
短縮ダイヤル【電話】#7119
つながらない場合は【電話】092-471-0099(IP電話などの場合)
◇子どもの急な病気やケガの相談
福岡県小児救急医療電話相談
【電話】#8000または【電話】731-4119
◆休日や夜間を避け平日の診療時間内に受診しよう
休日・夜間における市民の救急医療確保のための休日・夜間当番医は、一般社団法人筑紫医師会と筑紫医師会会員医療機関が関係機関と連携しながら、その役割を担っています。
本来、この救急外来は、救急患者や突然重篤な症状となってしまった人のための外来です。また、救急外来は限られた人数の医療従事者で対応しています。
不要不急な受診が増えると、医療従事者の負担を増やし、救急性の高い重症患者の治療に支障をきたします。比較的症状が軽いときに、仕事や用事を調整して、できるだけ日中の診療時間内に受診しましょう。診療にかかる費用も夜間診療、救急外来より抑えられます。
◆いざという時に備えてかかりつけ医を持ちましょう
病気や日頃の健康に不安を感じたり、気になることがある時に相談できる「かかりつけ医」を持ち、まずは「かかりつけ医」に相談しましょう。「かかりつけ医」とは、健康に関することを相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要なときには専門医、専門医療機関を紹介してくれる、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師です。
・「かかりつけ医」は、健康診断や予防接種などを受けるために身近な医療機関に行くことで見つけることができます。県内の医療機関を検索することができる「ふくおか医療情報ネット(福岡県医療機関情報案内)」も活用しましょう。
◆上手な医療のかかり方プロジェクト
厚生労働省では、みんなが安心して医療を受けられ、みんなの医療が守られるように「上手な医療のかかり方」プロジェクトを推進しています。どういう場合に、どこに相談すればいいか、救急車を呼ばなければならないのはどういうときか、分かりやすく説明しています。
問い合わせ先:健康課感染症対策担当(すこやか交流プラザ内)
【電話】501-2222