健康 がんで苦しまないためにー今できる”2つ”のことー 予防and検診

■がん予防
今すぐ始めよう!5つの健康習慣
出典:国立がん研究センター がん情報サービス「科学的根拠に基づくがん予防」

以下の5つを実践することで、がんになるリスクをほぼ半減させることが期待できます

1 禁煙する
・たばこは吸わない
・他人のたばこの煙を避ける

2 食生活を見直す
・野菜と果物を食べる
野菜の1日あたりの目標:350g(小鉢で5皿分)
・減塩する
1日あたりの摂取量の目標:男性…7,5g未満 女性6,5g未満
・熱い飲み物や食べ物は冷ましてから
熱すぎると粘膜の細胞が傷つき、食道がんなどのリスクが高まります。

3 節酒する
・がん予防には、お酒を飲まないのがベスト
・飲まない人、飲めない人は無理に飲まないようにしましょう

4 身体を動かす
適度に運動する
・18歳~64歳
歩行かそれ以上の強度の身体活動を1日60分
息がはずみ汗をかく程度の運動を1週間に60分
・65歳以上
強度を問わず身体活動を毎日40分程度

5 適正体重を維持する
・太りすぎ、やせすぎに注意する
・BMI値(※)が次の範囲内である
男性…23~27 女性19~25
(※)BMI値:肥満度を表す指標
〈BMI値の計算方法〉体重(kg)÷身長(m)²

■がん検診
◇なぜ重要?
生活習慣に気をつけることで、がんのリスクを減らすことができますが、すべてのがんを防ぐことはできません。
そのため、検診を受診することでがんを早期に発見し、適切な治療を受けることが、死亡率を減らすために重要なのです。
※「胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がん」の国が検診を推奨する5つのがんは、検診を受けることで早期に発見でき、さらに治療を行うことで死亡率が低下することが科学的に証明されています。

◇がんは早期に見つけられれば、決して怖い病気ではありません
「精密検査が必要」と判定されたら、“早期がんを見つけられるチャンス”と考え、自分のためにも、そして心配してくれる周りの人のためにも、精密検査を受けるようにしましょう。

出典:公益財団法人 日本対がん協会「がん検診の目的と効果」

◇ご利用ください!
市では集団健診や医療機関で受けられるがん検診を実施しています。

問合せ:健康介護課(サンコスモ古賀内)
【電話】092-942-1151