くらし 朝倉市の令和7年度予算(2)

■令和7年度主な事業
第3次朝倉市総合計画「6つの基本目標」の実現に向けたさまざまな事業を紹介。今年度は、市制施行20周年記念事業や戦後80年平和推進事業のほか、引き続き復旧・復興事業にも取り組みます。
[新]…新規事業
[拡]…拡充事業
[地]…地方創生事業
朝倉市ならではの豊かさや地域資源を活用した取り組みで、人口減少に歯止めをかけ、誰もが住みたい・住み続けたい朝倉市を創るための予算。

1.災害に強く、快適に暮らせる安全・安心なまちづくり
[新]被災者生活再建支援システム導入事業 3,322千円
災害発生時、迅速に罹災証明を発行し、被災者の早急な支援ができるようシステムを整備します。
[新]地域公共交通DX化検討事業 4,600千円
コミュニティバスの利便性向上に向けて、システム導入の検討や見直しを行います。

2.子どもから高齢者まで、健やかに笑顔があふれるまちづくり
[拡][地]こどもの居場所づくり事業 2,130千円
こどもの居場所を確保するため、居場所づくり(こども食堂)を実施している団体を支援し、連携することで、こどもの育ちを支援します。
朝倉診療所施設整備事業 341,300千円
老朽化している朝倉診療所を建て替え、地域医療の拠点として整備します。

3.次世代につなぐ環境にやさしいまちづくり
ゼロカーボン推進補助事業 15,500千円
電気自動車や再生可能エネルギー設備等の導入費用を補助することにより、市民の負担軽減と脱炭素社会の推進を目指します。

4.活力ある産業と魅力的な観光資源があるまちづくり
水の回廊サイクリングマップ
[新][地]作製・活用事業 2,900千円
水にまつわるスポット(水の回廊)をめぐるサイクリングマップを作製します。加えて、Instagramを使ったキャンペーンを行い、市の魅力を発信します。
[新][地]高校生就職応援事業 4,900千円
高校2年生を対象とした合同会社説明会や市内企業見学を実施し、地元企業への就職を支援します。

5.生きる力を育み、生涯成長できるまちづくり
[新][地]AIドリル導入事業(算数・数学) 2,107千円
AIを活用した学習支援ツールを導入し、小中学校の児童生徒それぞれの学力に応じた学習ができる環境を整備します。
[新]全国藩校サミット朝倉大会事業 5,000千円
全国の将軍家や旧藩主の末裔が集う第22回全国藩校サミット朝倉大会が、令和7年11月1日(土)・2日(日)に開催予定です。
[拡][地]e-Sports地域交流事業 5,700千円
コミュニティ対抗eスポーツ交流大会を開催し、世代間交流・地域間交流を促進します。

6.誰もが尊重され支えあい、市民とともに創る持続可能なまちづくり
[新][地]地域情報化推進事業 12,822千円
市公式LINE機能の拡張やLINEを活用したデジタル回覧板、スマートフォンなどで防災行政無線(音声・文章)を受信できるアプリを導入し、行政・防災情報を取得しやすい環境を整備します。
[拡][地]あさ暮らし住宅補助事業(中古住宅追加) 22,000千円
市内3世代世帯、転入者などの住宅リフォームや転入者の新築・中古物件購入費用などを補助します。

◇朝倉市制施行20周年記念事業
20周年を契機に、郷土愛を醸成し、地域間の交流ができる事業を実施します。
[新]朝倉市制施行20周年記念式典開催事業 3,000千円
記念式典を令和8年1月31日(土)に開催予定です。
[新]ナマオケバトルinあさくら開催事業 1,300千円
プロミュージシャンの生演奏によるコミュニティや企業対抗の歌合戦を、令和8年2月15日(日)に開催予定です。

◇平和推進事業
[新]平和をつなぐ講演会開催事業 1,500千円
戦後80年にあたり、戦争の記憶と平和の尊さを語り継ぐ講演会を開催します。

◇復旧・復興事業
災害伝承広場整備事業 20,000千円
平成29年7月九州北部豪雨による土砂災害の経験と教訓を後世に継承するため伝承広場を整備します。

問合せ:市総務財政課
【電話】28-7598