- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県朝倉市
- 広報紙名 : 広報あさくら 第412号(令和7年6月号)
食育とは、さまざまな経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる力を育むことです。生涯にわたって「食べる力」=「生きる力」を育むことが重要です。私たちの体は食べ物で作られています。この食育月間に毎日の「食」を見直してみませんか?
なぜ、6月が食育月間・毎月19日が食育の日?
食育月間は、「食育基本法」が平成17年6月に成立したことが由来です。また、学校生活や社会生活などの節目に当たる年度明けの時期で、新しい生活が落ち着いた時期である6月が食育月間となりました。
食育の日は、「育いく」が「19」を連想させること、「食」という言葉も「しょ→初→1」「く→9」ということで「19」を連想させることが由来です。また、初めての食育推進会議が平成17年10月19日に開催されたことから、19日が食育の日となりました。
■「食育ピクトグラム」を知っていますか?
食育に関する取り組みの中から代表的なものを分かりやすく抽象化したものです。「食育」を多くの人に身近に感じ、実践してもらうために作成されました。食育ピクトグラムを参考に、できることから始めてみませんか。
※ピクトグラムとは、一般的に「絵文字」「絵単語」などと呼ばれ、何らかの情報や注意を表示するサインのひとつです。(出典:農林水産省)
※農林水産業詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
■Pick Up
5 よくかんで食べよう
◆歯の発達・維持、食べ物による窒息を防ぎましょう。
弥生時代の卑弥呼の食事は、硬い食べ物が多く、一回の食事で約4千回もかんでいたため、卑弥呼は歯や顎がとても丈夫だったといわれています。現代はやわらかい食べ物が多く、一回の食事でかむ回数は約620回と減ってきています。食事はよくかんで食べて歯や顎を鍛えましょう。
○よくかんで食べると期待できる効果
・満腹中枢が刺激され食べ過ぎ防止に
・食べ物の飲み込みや消化・吸収を助ける
・顎の筋肉を動かすことで、脳の血液量が増え、脳を活性化
・唾液の分泌が促され、虫歯を予防
◆しっかりかんで食べる学校給食メニューかみかみご飯を紹介します
○材料
[炊飯]
米…3合(450g)
しょうゆ…大さじ1
[具]
鶏肉…100g
水煮大豆…70g
ニンジン…1/5本(35g)
ゴボウ…10cm(35g)
油あげ…1枚
切干大根…15g
芽ひじき…5g
サラダ油…大さじ1
しょうゆ…大さじ2
砂糖…小さじ1
みりん…小さじ1
酒…小さじ1
塩…小さじ1/2
○作り方
(1)米を研ぎ、普通の水加減にしょうゆを加え、炊飯する。
(2)切干大根と芽ひじきは水に戻し、ざるにあげる。
(3)鶏肉・ニンジン・ゴボウ・油あげ・切干大根はご飯に混ぜやすいように小さめに切る。
(4)鶏肉をサラダ油で炒め、表面の色が変わったら他の具を加え、油を全体になじませる。
(5)調味料を全て加え、弱火で汁気が少なくなるまで煮る。
(6)ご飯と(5)を混ぜあわせる。
■Pick Up
9 産地を応援しよう
市内全体の消費拡大や地域農業の活性化のため、朝倉市内の生産者を募集し、地元産の農産物などを積極的に使用する「あさくら地産地消推進店」とつなぐ取り組みを開始します。
◆直接取引を希望する生産者募集!
「あさくら地産地消推進店」と地元生産者をつなぎます
あさくら地産地消推進店の詳細はこちら。推進店は随時募集しています。
※詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
地産地消促進のため、「あさくら地産地消推進店」と取引を希望する生産者を募集します。
申し込みいただいた生産者と「あさくら地産地消推進店」をつなぐことで、市内全体の消費拡大や地域農業の活性化を図ります。
対象:朝倉市内の農地で食用の農産物などの生産をしており、「あさくら地産地消推進店」と直接取引をしたい生産者
対象品目:朝倉市内の農地で生産された農林水産物、畜産物など
申込方法(次のいずれか):
(1)本紙右記の申込フォームから必要事項を入力し送信
(2)市農業振興課窓口で配布しているエントリーシートを提出
申込期限:8月29日(金)
※1 朝倉地域産の農林水産物や畜産物、またはその加工品などを積極的に取り扱う市内の店舗を「あさくら地産地消推進店」として認定しています。
※2 生産者の情報を「あさくら地産地消推進店」に提供し、「あさくら地産地消推進店」の情報を生産者に周知します。
問合せ・申込先:市農業振興課
【電話】52-1427【E-mail】[email protected]