子育て (特集)家族に寄り添う志免町の子育て支援(5)

■(送迎)(あずかり)ファミリー・サポート・センターしめ
子育てのちょっとした「助けて」と「手伝いたい」を地域でつなぐ、有償ボランティアによるサポートサービスです。子育てを手伝ってほしい人「おねがい会員」と、手伝いたい人「まかせて会員」はいずれも会員登録が必要。保育施設への送り迎えや、保護者の用事の間の一時預かりなど、さまざまなシーンで利用できます。

〇会員条件
おねがい会員:1回以上の講習+会員証交付受講
まかせて会員:全4回の講習+会員証交付受講
(講習会は年2回開催)

問合せ:ファミリー・サポート・センターしめ(シーメイト内)
火曜日~日曜日(祝日を除く)9時~17時
【電話】092-937-0235【FAX】092-936-5509

■(Special Interview )夫婦で助け合う子育て頼れるつながりは地域にも
昨年、第一子が誕生した千恵さん・雄二郎さん夫婦。妊娠から職場復帰を控えた現在に至るまで2人がどのように過ごしてきたのか、笑顔の秘密をひもときます。

◇不安と喜びを胸に夫婦で支え合った妊娠期
教師として働く千恵さんは妊娠が分かった当初、喜びと同時に「職場に迷惑をかけてしまうかも」と不安もあったと言います。
「でも上司が相談にのってくれたり、出張が多かったのですが、同僚たちが『代わりに行くよ』と声をかけてくれたり周りの人たちが支えてくれました」
家庭では夫の雄二郎さんがしっかりサポート。千恵さんは「仕事から帰ると妊娠中ということもあってぐったりしてしまう日も多くて…。夫が料理や片付けなど家のことをしてくれて、休むことができて助かりました」と感謝の思いを打ち明けてくれました。

◇勇気を出し支援センターへつながることで得た安心感
2人の子どもの幸來さんはもうすぐ1歳を迎える元気な男の子(取材当時)。以前は授乳の間隔や体重の増え方など不安も多かったそう。そんな時ちょうど行われたのが町の事業「赤ちゃん訪問」です。
「助産師さんが家に来られて、『順調に育っているね』と言ってもらえて安心しました」
また子育て支援センターに初めて足を運んだのは、生後3カ月の頃。「私はコミュニケーションが得意ではなくて初めての時は緊張しました。でも実際に行ってみると、ママ友ができて私も楽しいし、子どもにもいろんな刺激があって良かったです。子育てのことなどを他の人と話すことで、私の気持ちもぐっと楽になりました。『保活』のことは子育て支援センターの職員さんがいろいろ教えてくれたんですよ」と千恵さん。保育園探しには雄二郎さんも有休を取って一緒に見学へ。「奥さんに全部任せると、責任が偏ってしまうから」と夫婦で園を実際に見て、話し合いながら進めたことで納得のいく選択ができたと言います。
そして千恵さんの職場復帰までいよいよあとわずか。雄二郎さんは「これからが育児の本番。朝、保育園へ送ったり、自分の役割も大きくなるんじゃないかな。母親の健康が子どもの健康につながると思うので、父親である自分は奥さんのことを気遣うことが大切だと感じています」と力強く話してくれました。千恵さんも「パパがサポートしてくれるのが、ママは一番心強いし、安心できます。でも、家の中だけで何とかしようとせず、いろんな人に頼ってもいいと思います。頼れるところは頼りながら、楽しく子育てできればうれしいです」と声をそろえます。
一人で抱え込まず家族や地域に頼れる子育ては、心が少し軽くなる―。そう思わせてくれる夫婦でした。