くらし 消費者ホットニュース

■「分電盤の点検に行きます」の電話から始まる勧誘に注意!

◇事例
分電盤の点検を勧められ了承した。点検後に「これは古いのですぐに交換しなければ漏電して火事になる」と言われ、何十年も交換していなかったため不安になって、25万円の交換工事の契約を結んだ。事業者は電力会社に委託されていると言っていたが、工事代金が高額に感じ、念のために電力会社に確認したところ「当社とは関係ない」と言われた。(80歳 女性)

◇アドバイス
・分電盤の点検商法に関する相談が全国で急増しており前年同期比で25倍となっています。
・電力会社には、4年に1回の無料法定点検が義務付けられており、調査員証を携帯した登録調査機関の調査員が点検を行います。点検日時は事前に書面で案内され電話でお知らせすることはありません。また法定点検では点検後に調査員が工事の契約を持ち掛けることはありません。
・点検を持ち掛けられても安易に点検させないようにしましょう。分電盤の状況を確認したい場合は、管轄の電力会社(一般送配電事業者)や地域の電気工事業工業組合等に相談し、分電盤の交換を検討する場合は、複数の事業者に見積りを取りましょう。

問合せ:芦屋町消費生活相談窓口(環境住宅課内)
【電話】223-3543