- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県長崎市
- 広報紙名 : 広報ながさき 令和7年7月号 No.894
■カードラリーに挑戦!
8エリアに分かれた全国の構成資産や関連施設を巡って、「明治日本の産業革命遺産」にまつわるカードを集めよう!各構成資産のカードは旗のマーク(本紙参照)のところで1人1枚までもらえます。各カード2,000枚限定です!
期間:7月1日(火)~9月30日(火)
エリア:長崎、佐賀、八幡、三池、鹿児島、萩、韮山、釜石
ルール:集めたカードの枚数などに応じて、レアカード、スペシャルカード、激レアカード、オリジナルカードケースを手に入れよう!
■モデルコース〜長崎市編〜
●1日目
▽旧グラバー住宅
日本の近代化に貢献したスコットランド出身の貿易商人グラバーの住居。建物は、現存する日本最古の木造洋風建築です。
ここでもらえる:グラバー園(旧三菱第2ドックハウス内)
・世界遺産ビジターセンター
世界遺産の概要や市内の構成資産について知ることができる施設。グラバー園の入園料が必要です。
▽三菱長崎造船所 第三船渠(だいさんせんきょ)(非公開)
船舶の大型化に対応するために造られ、当時は東洋最大の船舶修理施設でした。今も現役で稼働しています。
ここでもらえる:松が枝町5-6
・軍艦島デジタルミュージアム
プロジェクションマッピングなどで、当時の様子を体感できます。カードは入口付近で配布しています。
▽小菅修船場跡(こすげしゅうせんばあと)
日本で初めて、蒸気機関を動力とする曳(ひき)揚げ装置が導入された船舶修理施設。その形から、ソロバンドックともいわれていました。
ここでもらえる:小菅町5-27
・小菅修船場跡
土日祝日の午前9時~午後4時に実施しているガイドツアーのほか、軍艦島資料館では曜日を問わず配布しています。
・小菅修船場跡のボランティアガイド 喜多さん
小さい頃から馴染みのある場所が、10年前に世界遺産になったときの嬉しさは今でもよく覚えています。国内外から訪れる人のために、ボランティアガイド同士で協力しながら、世界遺産について知識を深め、それを伝えています。
▽端島炭坑
石炭の繫栄と衰退を物語る海底炭坑。日本初の鉄筋コンクリート造の高層集合住宅が立ち並ぶ外観が軍艦に見えることから軍艦島ともいわれています。
ここでもらえる:野母町562-1
・軍艦島資料館
軍艦島の歴史を映像やパネルなどで紹介しています。カードは入口付近で配布しています。
●2日目
▽三菱長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン(非公開)
日本初の電動クレーンで、大型機械の船舶への登載や陸揚げのために建設されました。建設から100年以上たった今も、現役で稼働しています。
ここでもらえる:元船町17-3
・長崎港ターミナル
ターミナル内で配布しています。
▽三菱長崎造船所 占勝閣(せんしょうかく)(非公開)
迎賓館として、船舶の命名式や祝賀会、貴賓の接待など、造船事業の重要な行事が執り行われてきました。
ここでもらえる:高島町2707-23
・高島港ターミナル
ターミナル内のインフォメーション窓口に置いています。
▽三菱長崎造船所 旧木型場(きゅうきがたば)(休館中)
機械部品などの鋳物製造に使う木型を作るための施設。三菱長崎造船所に現存する最古の建造物です。
ここでもらえる:高島町2706-8
・高島石炭資料館
当時のトロッコや機械、作業服などを展示しています。カードは館内に置いています。入館は無料です。
▽高島北渓井坑(ほっけいせいこう)跡(高島炭坑)
日本初の蒸気機関を動力とした炭坑。日本の近代石炭産業の原点で、採炭技術は端島炭坑や三池炭鉱に伝わりました。
ここでもらえる:高島町99-1
・「本町」バス停
最寄りバス停の待合室に置いています。
・高島振興協同組合 松尾さん
港から少し離れている高島炭坑にも足を運んでもらおうと、電動自転車などの導入を進めています。島全体で力を合わせて、高島を訪れた人をおもてなしできたらと考えています。この機会に、ぜひ一度遊びにきてください!
●8種類のカードが集まったら…レアカードを手に入れよう!
・グラバー園管理事務所(第1ゲート料金所横)
・潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター(出島ワーフ2階)
8種類のカードを持って、いずれかの施設でレアカードを手に入れよう!
カードラリーを楽しみながら、世界遺産「通」を目指してみてください!グラバー園は、毎月第3(日)がグラバーファミリーデーで、市民のかたは入園無料です。皆さんにレアカードをお渡しできる日を楽しみにしています。
問い合わせ:世界遺産室
【電話】829-1260