子育て みんなで取り組もうSDGs

■豊高生×ブルーオーシャン・イニシアチブとの交流対話
対馬SDGsパートナーである長崎県立豊玉高等学校では「総合的な探究の時間」においてSDGsに関する学習に取り組んでいます。2年生は、海洋ごみ、磯焼け、ジェンダー平等、林業をテーマにグループで探究してきました。1年生は、海の社会課題解決に向け、今後取り組むテーマ(藻場再生、海ごみ削減、漁村活性化)を設定しました。
探究学習をさらに深めるべく、1・2年生合同の修学旅行において、学習の成果を島外の関係者に発表し、外からの専門的な視点で意見や助言をいただくため、対馬市と連携協定を締結している「一般社団法人ブルーオーシャン・イニシアチブ」(以下、BOI)の事務局企業(電通)が入居している大阪市中之島のオフィスビルを訪問し、高校生と企業人との交流対話を実施しました。
交流対話ではまず、BOIや会員企業(ロート製薬・イノカ)の概要・海の社会課題解決に向けた取り組みの講話を聞き、豊玉高校からは生徒代表者が高校の概要や探究学習の成果を発表しました。お互いのことを知った後、グループに分かれ、1・2年全8班の学習成果を説明し、企業の皆さんから様々な意見・助言をいただきました。交流の後「トライアンドエラーではなくトライアンドラーンが大切。挑戦から何を学び、次につなげるか。それを繰り返しながら、持続可能な社会の担い手としての活躍を期待しています」などと企業の皆さんから豊高生に対して力強いエールが送られました。
海の社会課題に関する探究学習の成果は、今年6月に開催予定の万博ブルーオーシャン・ドーム「対馬ウィーク」において発表予定です。今回の交流対話を踏まえ、探究学習の内容をさらに磨き上げていきます。

問い合わせ:SDGs推進課
【電話】0920-53-6111