くらし くらしの中の人権142

◆部落差別(同和問題)の解消に向けて
私たちは、本来、一人ひとりが「個人」として尊重されるべきであり、住所や出身地などによって差別を受ける理由は何らありません。
部落差別(同和問題)は、日本社会の歴史的発展の過程において形づくられた身分制度や歴史的、社会的に形成された人々の意識に起因する差別が様々なかたちで現れている、わが国固有の重大な人権問題です。
日本国憲法の下、平等の原則は保障されていますが、今なお、偏見を助長しかねない土地に関する調査やインターネット上での誹謗中傷の書き込みなどが発生しており、差別が完全に解消されたとはいえません。
偏見や差別に基づくこうした行為は、他者の人格や尊厳を傷つけるものであり、決して許されるものではありません。
私たち一人ひとりが、部落差別(同和問題)について学習し、正しい認識を持ち「差別をなくす」取り組みを進める必要があります。

問い合わせ:人権政策課
【電話】328-2333