くらし 『地球温暖化対策実行計画』の見直しを進めています

こどもたちの意見も取り入れて作業中

■皆さん一緒に取り組みましょう
本市を含む県内23市町村で構成する『熊本連携中枢都市圏』では、“2050年(令和32年)のカーボンニュートラル実現”に向けて、『熊本連携中枢都市圏地球温暖化対策実行計画』を令和2年度にまとめました。
この計画では、住民、事業者、行政が一緒になって、省エネルギーの推進など、近年多発する異常気象の要因とされる、地球温暖化の対策を進めるとしています。
現在の計画の期間は“令和7年度まで”となっていることから、計画の見直しを進めています。

◇カーボンニュートラルとは
地球温暖化の原因である、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量から、森林などによる吸収量を差し引いて、全体としての排出量を実質的にゼロにすることです。

■私たちにもできることがあるよ こどもたちを対象にワークショップを開催
令和5年に施行された『こども基本法』に基づき、こどもたちの考えや意見を計画見直しの参考とするため、西合志第一小学校で、4年生を対象に『こどもワークショップ』を開催しました。
本市職員から、地球温暖化の仕組みや、気候変動について学んだこどもたち。その後、“自分たちでできる地球温暖化対策”を考え、「ごみを減らす」、「使わない時は電気を消す」、「エコバッグを使う」などの意見を発表しました。

■市も取り組みを進めています
ごみの焼却処分場(クリーンの森合志)でごみを焼却して発電した電気の一部を市の公共施設に供給する、『電力の地産地消』を始めました。クリーンエネルギーを使うことで温室効果ガスの排出を減らします。

■地球を守る大きな一歩に
こどもたちの意見にもあった節電など、普段の暮らしの中でできることがあります。環境省や、県のホームページでは、皆さんが暮らしに取り入れられることを紹介しています。一緒に温暖化対策に取り組みましょう。

県が作成した、二酸化炭素の排出を可能な限り減らすための行動ブックを環境衛生課窓口で配布しています。

問い合わせ:環境衛生課
【電話】096-248-1202