子育て 教育ながす No.70(1)

編集:長洲町教育委員会

◆教育長あいさつ
・教育長 松永 光親
デジタル化、グローバル化、AIの進化などに加え、コロナ禍のような地球規模での感染症や気候変動による自然災害など、変化が激しく予測が難しい時代の中で、今どんなことを取り組んでいかなければいけないのか問いかけ、対話をしながら進めていきたいと考えています。
令和6年4月1日からの統合中学校「長洲中学校」が2年目をえ、これまでに積み重ねたものをさらに強化できるよう、特に今年度は学力向上に向けた小、中連携の取組を意識した実践を進めて参ります。
今年度は、全校長を中心に町の学力向上部会(各学校研究主任・教務主任)で、「自ら学びに向かい、考えを深め合い、自己実現を図ろうとする長洲っ子の育成」を各小中学の校内研共通テーマとして設定し、そのテーマに迫るために各学校で実践・検証を重ね、成果を実感できるような取組としています。
また、引き続き、社会に開かれた教育課程を意識した「地域とともにある学校づくり」の視点での五者連携のもと子供たちの力をつけていく必要があります。町全体の教育力を高めるという意識も持ち続けながら、「主体性をもった子供の育成」を継続して進めて参ります。
その基盤となる、人権尊重の心温かい学校づくりとまちづくりが必要です。

◆長洲町立小・中学校
令和7年度 学力向上のための3つのアクションプラン

◇授業づくりの土台
・学級経営(学級づくり、人間関係づくり) ※学校総体として対応(知・徳・体の育成)
・「人権が尊重される授業づくりの視点」を念頭においた授業づくり

◆教育委員あいさつ
・教育長職務代理者 坂本 裕文
町づくりは人づくり。その人づくりは教育からと言われています。学校教育や社会教育により、しっかりした人づくりができている町の将来は明るいと思います。そのために教育委員として、人づくりを推進していくことの重要性を認識し、教育の充実と発展のために力を尽くしていきます。皆様のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

・教育委員 岩切 久美子
教育を一言で表すと勉強、しつけ等思い浮かびますが、親や学校、地域から学ぶ事は様々で子ども達が全てを学ぶにはとても大変だと感じます。
心の豊かさは学力に関係する。と、何かで見たのを覚えてます。一歩家を出た子ども達はたくさんの事を経験して帰ってきます。家が子ども達の安心出来る場所、心のリセットが出来る場所として親がより良い環境を作ってあげなければいけないと感じています。

・教育委員 塚本 俊介
科学技術の進歩により、人間の生活は格段に便利になりました。理系の教育現場にいた者として、科学技術の進歩は人々を幸福にするためのもの、と信じてきました。しかし今、その気持ちが揺らいでいます。ネット社会の便利に付け込んだ新たな犯罪、世界各地で起きている戦争など、それらを科学技術が助長しているのでは、と思うのです。
『人間は愚か』という言葉だけでは済まないと、つくづく思います。人は英知を、人の幸福のために使うべきです。これを実現させるのが、教育の真骨頂ではないでしょうか。

・教育委員 福島 美智子
「多様性】」いう言葉が当たり前になってきている現在、多くの人が生きやすくなってきた一方で、こどもたちとの関わり方や学校現場の対応方法が複雑化しているように感じます。
小・中学生の現役保護者としての目線も持ちながら、学校・児童生徒・保護者・地域が互いに理解、協力し合い、学んでいけるような、長洲町らしい教育を盛り上げてできるよう尽力したいと思います。

◆まちの学校紹介
◇長洲中学校
校長:田中 良幸
教頭:有友 聡美

教育目標:
~燦たり 長洲中~ 生き生きと瞳輝く生徒・教職員

生徒・教職員の行動目標:
凡事徹底~あいさつ、そうじ、整理・整頓~

目指す学校像:
1 夢を育む学校
2 互いを尊重し合う学校
3 笑顔あふれる学校

目指す生徒像:
1 達成感を持てる生徒
2 自他にやさしい生徒
3 安心して学校生活を送る生徒

具体的な重点取組事項:
・基本的な知識及び技能の定着
・家庭学習の充実、朝自習の充実
・生徒会活動の充実
・想いをつなぐ活動
・挨拶、掃除の徹底
・時間を守る
・健康・安全指導の徹底