- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県和水町
- 広報紙名 : 広報なごみ 2025年9月号
町内小中学校の様子をお知らせするため、定期的に掲載を行っています。
■菊水中学校
○「命の講話」「命の日人権集会」
13年前に本校で起こった痛ましい事件を忘れることなく、命の大切さを全校生徒で考え、語り繋いでいこうと6月6日(金)に、「第1回命の講話」と7月10日(木)に「命の日人権集会」を開きました。「第1回命の講話」では、出産・命をテーマに写真を撮られている写真家の児島由季子さんをお招きして、命の素晴らしさに関するご講話をいただきました。出産を通して命に対する感動や命と向き合うことの大切さを改めて考える時間になりました。
また、本年度の「命の日人権集会」では、黙祷を捧げた後、全生徒が命の大切さについて作文を綴った中から1年生平山凛空羽さんが、お互いの助け合いと高め合いをテーマにした「みんなの幸せのために」、2年生古川真心さんが、決して否定せずゆっくりでもいいから人を認める大事さをテーマにした「自分らしく」、3年生坂本大河さんが、自分を変えることで積極的に生きていくことをテーマとした「自分を変える事」を発表してくれました。
それぞれが自らの体験での学びや家族の温かさ、これまで生きてきた中での思いなどを語り、発表後には他の生徒から返しの言葉や一言感想文をもらいました。心の交流ができた有意義な時間となりました
■三加和中学校
○起業体験活動の取組
起業体験活動の取組が始まりました。
昨年までは先に生徒が作りたいものをイメージして、それに合う事業所を探していく方法でしたが、今年度は先に和水町商工会に依頼し、ご協力いただける事業所様を提示して、生徒たちが「ここの事業所とコラボして商品を開発したい」という方法に変更しました。
今年度も5つの会社を立ち上げ、生徒が企画した商品を和水町の事業所の方にお願いして試作・製造してもらい、商品化し、11月に行われる金栗四三翁マラソン大会にて販売予定です。
現在、5つの事業所と試作を検討中で、いろいろなアイディアを出しているところです。和水町の特産物をふまえて、回転焼き、クッキー、パン、シフォンケーキ、コロッケを考えています。7月28日には、TKU「かたらんね」に出演し、起業体験のPRを行ってきました。
昨年の反省をふまえ、金栗マラソン大会に参加した方々に買っていただけるような販売方法を考えています。どんな商品ができるか楽しみにしていてください。今回企画した商品が、将来的には和水町の特産品となっていくといいなと思っています。皆さまのご協力よろしくお願いします。