くらし むらの話題

■6/4(水)フレイル予防教室が行われました
相良村では介護予防サポーターが中心となり、各地域でフレイル予防教室が行われています。
上下坂公民館では毎月第1水曜日に教室が行われています。6月4日(水)には、健康運動指導士の井田先生から遊びを交えながらできる頭と体の体操を教わり、皆さん楽しく活動されていました。ストレッチやトレーニングのあとは、食のサポーターさんが作った栄養バランスの取れたお弁当が配られました。
※『フレイル』とは…加齢によって身体的・精神的な機能が衰えた状態のことです。しかし、完全に介護が必要な状態ではなく、適切な対処を行っていくことで予防することができます。

■6/7(土)火災発生を想定 やすらぎの里さがら避難訓練
やすらぎの里さがらでは、火災発生を想定した避難訓練を7年ぶりに実施し利用者や施設職員、地域住民、消防団、消防署など約50名が参加しました。
訓練は洗濯室から火災が発生した想定で行い、火災を発見した職員が通報後、利用者の避難を開始。次に、施設管理者から消防団に出動要請を行い駆けつけた消防団員による利用者の避難も行いました。利用者18名全員の避難完了後には、職員や地域住民、消防団で消火栓の確認を行い、ホースを延長し放水訓練も実施。有事の際に備え、連携を確認しました。

■6/9(月)父の日に牛乳(ちち)を贈ろう 牛乳消費拡大キャンペーン
父と牛乳(ちち)を掛け合わせた、牛乳消費拡大キャンペーンとして、球磨酪農農業協同組合女性部から牛乳の贈呈がありました。
村内には5戸の酪農農家がありますが、酪農を取り巻く環境はまだまだ厳しい状況が続いています。吉松村長は「夏場の牛乳消費が課題だと伺っている。村としても、色んな面でバックアップしていきたい」と話され、球磨酪農農協女性部副部長の豊永千春さん(平原)は「畜産農家も頑張っているので、農業が衰退しないよう、沢山牛乳を飲んで応援してほしい」と話されました。

■6/11(水)高齢者の気持ちを知る 南小高齢者疑似体験
相良南小学校4年生27名は高齢者体験を通して高齢者の気持ちを知ること、困っていることに気付いてもらうことを目的に総合的な学習の時間で高齢者疑似体験を実施しました。村社会福祉協議会や地域包括支援センター、村保健福祉課、介護予防サポーターら約20名を講師に迎え「車いす体験」「視覚体験」「聴覚体験」「身体体験」の4つをグループに分かれ体験。なかでも「身体体験」では重りの入ったベストや手首足首に重りを装着し、ベルトで腰が曲がるように固定し杖歩行を行いました。子どもたちからは「腰が曲がった状態で歩くのがきつかった」「これからは高齢者に優しくしたい」などの感想が聞かれました。

■6/17(火)人権について考える 人権教育講演会
総合体育館第4研修室で人権教育研修会が行われ、相良村人権教育推進協議会の理事ら16名が参加しました。毎年人権教育推進協議会総会と併せて行われるもので、今年は山江村教育委員会地域人権教育指導員の渡辺志保氏を講師に迎え、「災害と人権」と題して、講話とワークショップ形式の研修が行われました。
ワークショップでは、誰一人取り残さない防災とは?の問いかけで、避難されてきた外国人、乳児を抱いた女性、自閉症の人、それぞれに対する配慮をグループで考え発表し、災害時こそ「人権」が大切ということを学びました。

■6/22(日)日本の伝統文化を学ぶ 相良いけばな教室開講
相良村教育委員会主催の相良いけばな教室開講式がふれあいセンターで行われました。今年度で16年目となるいけばな教室では、村本和子先生(並木野)、西久美子先生(松葉)、森田留美子先生(人吉市)の講師のもと小・中学生6名が全10回の教室でいけばなを学びます。
開講式終了後の最初の教室では、講師の生けたお手本を見ながら、ヒマワリ、ヤツデ、カーネーションを花材にして、高さやバランスに気を付けながら生けました。
※いけばなは、日本の伝統文化として、令和6年12月に国の登録無形文化財に登録されました。

■6/27(金)食の大切さを学ぼう 南小田植え体験
JAくま青壮年部相良支部の協力のもと、相良南小学校5年生26名が、食べ物作りの大変さと大切さを学ぶ食育教育の一環としてもち米の田植え体験を行いました。今回植えた苗は、児童たちが種まきや水やりを行い大切に育てたものです。
松田良太支部長(松葉)から苗の植え方の説明を受けた後、児童たちは水田に入り泥まみれになりながら1本1本丁寧に苗を植えていました。その後、JAくま女性部が手作りした桃のシャーベットを食べ、疲れた身体を癒しました。

■7/1(火)川辺川の生物調査 南小川辺川アカデミア
国土交通省川辺川ダム砂防事務所主催の授業が川辺地区の白木谷川で行われ、相良南小学校の3年生29名と教職員が参加しました。
児童らは川辺川の流れや風景を観察した後、実際に川へ入り水生生物調査を開始。生物が隠れていそうな場所や石をひっくり返しサワガニやカワゲラなど生物を採取していました。途中、ドンコがびっしり卵を産みつけている石を児童が発見した場面も。珍しい出来事に子どもたちは目を輝かせていました。その後児童らは水生生物の分類を行い、川辺川の水がきれいであることを学びました。