くらし 高齢者クラブで仲間と生きがいづくり

都城市高齢者クラブ連合会では、同世代の仲間が集い、生きがいづくりや健康づくりなどの活動や、地域を支え豊かにする社会活動などに取り組んでいます。今回は、高齢者クラブの活動などを紹介します。

■高齢者クラブとは
高齢者クラブは、住み慣れた地域を基盤とする自主的な組織です。
家に引きこもりがちな高齢者の孤独を解消し、地域の仲間同士が生きがいと健康づくりに努め、生活を豊かにする楽しい活動を行うとともに、これまで培った知識や経験を生かし、自治公民館などと共同して地域を豊かにする社会活動を行っています。

■高齢者クラブの活動
スポーツ活動や文化活動をはじめ、社会奉仕活動など、会員が主体的に活動を行っています。

・生活を豊かにする活動
グラウンドゴルフやスカットボールなどのシニア・スポーツをはじめ、趣味や文化、芸能などのサークル活動や研修会など

・地域を豊かにする活動
会員の知識や経験を生かしたボランティア活動や環境美化・リサイクル活動、文化伝承や世代間の交流活動、子どもの見守り活動など

■活動の基本は単位クラブ
高齢者クラブの会員は、自治公民館ごとに組織された単位クラブで活動しています。会員同士が気軽に声を掛け合って集まっていて、住み慣れた地域で活動することができます。
※市内には、令和7年3月末時点で85の単位クラブがあり約2400人の会員が在籍しています

■活動に参加しませんか
おおむね60歳以上の人を対象に会員を募集しています。健康づくりやサークル活動、世代間交流などを通して、地域の皆さんと生きがいづくりをしてみませんか。クラブの活動に常時参加できない人でも入会できます。気軽に相談ください。
入会申し込み:都城市高齢者クラブ連合会(総合福祉会館内)
【電話】24–9700

◆人とのつながりが心・体・地域を元気に
坂元浪男(なみお)さん(太郎坊町)
山野原地区では、毎週木曜日に「こけない体操」を実施し、毎回30人ほどの参加者で体を動かしています。
いつも大切にしているのは、人とのつながり。体操後には、ハロー元気講座を活用した勉強会や自ら考案した脳トレなどを実施し、参加者と親睦を深めています。
また、年2回の「3世代交流」では、「高齢者・壮年・子ども」が一緒にごみ拾いをした後にふるまいのカレーを楽しむなど、世代を超えた絆づくりにも取り組んでいます。
同世代の仲間と共に、生きがいづくりや地域を支える活動を通して、豊かな毎日を過ごしてみませんか。

問い合わせ:福祉課
【電話】23-3102