- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県都城市
- 広報紙名 : 広報都城 令和7年9月号
市では、認知症徘徊(はいかい)対策のため、認知症高齢者等見守りシール交付事業「どこシル伝言板(R)」に取り組んでいます。今回は、本事業の内容や私たちにできることについて紹介します。
■「どこシル伝言板(R)」とは
認知症の人などが行方不明になったときに、衣類などに貼ってあるシールのQRを発見者が読み取ると、家族などに通知が送られ、早期の帰宅につながる仕組みです。
市では、徘徊により行方不明になる恐れがある人を対象に、QR付きの見守りシールを交付しています。
交付対象者:市内に在宅で生活し、徘徊により行方不明となる恐れがある人で、次のいずれかに該当する人
・65歳以上である
・認知症と診断されている など
申請できる人:対象者を介護している人のうち、次のいずれかに該当する人
・対象者と同居している親族
・対象者と別居している親族で、市内に住所がある
・対象者を支援している介護支援専門員または地域包括支援センター職員 など
交付決定後に、見守りシール50枚を申請者に渡します。
※初回に限り無料
■シールを貼付している人を見かけたときは
(1)近付きすぎず、さりげなく見守ります
(2)困っている様子があれば、本人の視界に入る位置から「ゆっくり」「はっきり」優しい口調で声を掛けます。目線の高さを合わせることを意識しましょう
(3)相手の話を急かさずによく聞き、望んでいることなどを推測・確認します
(4)見守りシールのQRを読み取り、家族などと連絡を取り合います
(5)個人での対応が難しい場合は、警察に連絡します。その際は見守りシールの存在を伝えましょう
◆「どこシル伝言板(R)」で支援の輪を広げましょう
・大変! おばあちゃんがいなくなった!
洋服などに専用のQRシールを貼り付けておく
↓
・発見
発見者:何かお困りの様子…衣服のQRにアクセスしてみよう
↓
・伝言板にアクセス
この画面は家族などと発見者のみが見ることができます
↓
・自動メール受信
家族など:おばあちゃんが見つかった!
24時間365日素早く連絡が取れる!
問い合わせ:いきいき長寿課
【電話】23-3184