くらし 令和7年度わかりやすい予算書(1)

令和7年度は、引き続き物価高騰の影響を受ける市民生活への対策や、市民の福祉の増進、常に変化する市民ニーズ、地域経済の回復に積極的に対応する必要があることから、過去最大の予算規模としていますが、「重点取組事項」の取組目標の達成に向け、全ての事業の総点検を行い、無駄を徹底的に排除し、最少の経費で最大の効果が得られるよう、「選択と集中」による予算としています。

■令和7年度当初予算
▽歳入…152億7,000万円
歳入予算の財源割合は、自主財源が39.8%、依存財源が60.2%となっており、依存財源の割合が高くなっています。


※自主財源…市税など、自主的に収入できる財源
※依存財源…国や県により決定された額を交付されたり、割り当てられたりする財源

▽歳出…152億7,000万円
歳出予算の主な事業内容については、下記からお知らせします。


※義務的経費…その支出が義務付けられ、任意に削減することが困難な経費
※投資的経費…その支出が建物、学校、道路など、資産形成に向けられる経費

■会計別予算の状況

※水道事業会計および病院事業会計は、収益的支出と資本的支出の合計を記載。

■令和7年度の主な事業
次の3つの事業は、令和7年度の主な事業の中でも特色ある事業になります。

▽基本目標1 えがお
宮崎県内9市初!
子ども医療費を高校生相当まで完全無料化!
新規事業:子ども医療費扶助費
予算額:6,400万円
子どもの健やかな成長を願い、安心して病院などで受診できるよう、高校生相当(18歳に達して最初の3月31日まで)までの子どもを対象に、自己負担なしで医療費を助成します。
※6月までは、中学卒業までの子どもを対象に、自己負担ありで医療費を助成します。

▽基本目標4 まち
自治体DXを推進!
デジタル技術を活用し、市民の利便性向上・行政サービスの業務効率化を図ります。

新規事業:Web口座振替受付サービス構築初期導入委託料
予算額:270万円
税金等の納期内納付推進のため、金融機関の窓口に出向くことなく、市ホームページ上からスマートフォンやパソコンなどのインターネットを通じて口座振替の手続きを完結できるWeb口座振替受付サービスの導入を行います。

新規事業:システム導入委託料
予算額:583万円
転入・転居等の届出、証明書交付手続き等について、マイナンバーカードや運転免許証等の本人確認書類を利用し、必要な申請書にまとめて「氏名・住所・生年月日」を印字することで、窓口での申請書作成の負担軽減を図ります。

次のページから、市の令和7年度の主な事業を第6次えびの市総合計画(令和4年度~令和11年度)の基本目標に沿って紹介します。