くらし お知らせ I Will Inform you.(10)

■重度の障がいのある人には医療費の一部を助成します
市では、重度の障がいのある人が病院で診察を受けた場合など、医療費の自己負担分(保険診療外費用・高額療養費・付加給付を除く。)に対し、助成を行っています。
対象となる人には、「重度心身障がい者(児)医療費受給資格者証」を交付します。対象となる障がいの等級は、以下のとおりです。
対象となる障がいの等級:
(1)身体障害者手帳1級または2級
(2)療育手帳A
(3)身体障害者手帳が3級でかつ療育手帳B-1
※本人か扶養義務者の所得が一定の額を超える場合は、対象となりません。
※所得は、毎年申告の結果で更新されます。これまで該当しなかった人も更新後は該当する場合があります。
助成額:
・入院…1カ月にかかった医療費のうち1,000円を超えた額
・外来…診療報酬明細書の区分ごとに500円を超えた額
・調剤…公費負担
助成方法:
(1)県内の医療機関
入院…自己負担上限額(1,000円)を病院窓口で支払ってください。
外来…診療報酬明細書の区分ごとに500円(500円を超えない場合はその金額)を病院窓口で支払ってください。
(2)(1)以外の場合(主に県外の医療機関を受診)
1カ月にかかった医療費が分かる領収書等と申請書を、市福祉課障がい福祉係に提出してください。診療月の2カ月後の月末に振り込みます。
問合せ・申込み:市福祉課障がい福祉係
【電話】35-1115(課直通)

■マダニによる感染症に注意しましょう
春から秋にかけてマダニが活発化します。マダニにかまれると、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染することがあります。宮崎県は、2013年3月の届出開始以降、累積報告数が全国の中で最も多い状況です。野外活動の際には、しっかり予防対策を行い、マダニにかまれないようにしましょう。

▽重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは
多くの場合、ウイルスを保有しているマダニにかまれることで感染します。最近では、SFTSウイルスに感染して発症している動物にかまれたり、その血液などの体液に直接触れたりすることで、SFTSウイルスに感染する場合もあるとされています。主に、6日から2週間程度の潜伏期間を経て、発熱、消化器症状(食欲低下、吐き気、嘔吐(おうと)、下痢、腹痛)が出現し、時に重症化して死亡することもあります。

▽マダニが多い場所
山林や草地といった、シカやイノシシ、野ウサギなどの野生動物が出没する環境に多く、民家の裏山や裏庭、畑、あぜ道などにも生息しています。マダニが活発に活動する春から秋にかけては、特に注意が必要です。

▽かまれないようにするためには
・帽子や手袋を着用、首にタオルを巻く、ズボンの裾は靴下や長靴に入れるなど、肌の露出を少なくしましょう。
・明るい色の服を着ましょう(マダニに気付きやすい)。
・虫よけ剤を使用しましょう(「ディート」や「イカリジン」を含むものが有効)。

▽もしかまれたら
・無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科など)で処置をしてもらいましょう。
・数週間は体調の変化に注意し、発熱などの症状が認められた場合には、医療機関を受診しましょう。

問合せ:市健康保険課市民健康係
【電話】35-1116(直通)

■HIV・梅毒などの匿名・無料検査を行っています
小林保健所では、感染症の早期発見・早期治療により、感染症の発生予防・まん延を防止することを目的に、匿名・無料でHIV・梅毒などの検査を実施しています。県内では、毎年、HIV患者・エイズ患者が報告され、梅毒も近年報告数が急増しています。この機会に、感染症について考えてみませんか。
検査日時:毎月第2木曜日午後1時30分~午後3時30分
※前日までの要予約
検査可能項目:HIV・梅毒・淋菌感染症・性器クラミジア感染症・B型肝炎・C型肝炎
検査方法:血液検査・尿検査
検査時間:約30分(問診・検査・説明)

問合せ:小林保健所健康づくり課健康管理担当
【電話】23-3118