- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県三股町
- 広報紙名 : 広報みまた 2025年6月1日号
■子どもたちの学びのために
令和7年度町教育研究所が開所
4月24日、町役場で「三股町教育研究所研究員委嘱状交付式」が行われました。
教育研究所は、学習指導や生徒指導などの学校教育に役立つ研究を行うことで、町内小・中学校の教育水準と教職員の資質を向上させることを目的に、平成元年に開設されました。
本年度の研究員は10人で、さまざまな場面で実践に生かす指導法に研究のスポットをあて、児童生徒の主体的・対話的で深い学びの具現化を図る研究に取り組む予定です。
「現場で指導にあたる先生方の指導力向上の手助けになるよう、がんばりたいと思います」
町教育研究所研究員 北村恭子(きたむらきょうこ)さん(三股小教諭)
■令和9年9月に開催!
国スポの町実行委員会を設立
4月25日、町役場で「日本のひなた宮崎国スポ三股町実行委員会」の設立総会と第一回総会を開催しました。
実行委員会は、会長に木佐貫町長、副会長に石崎副町長、米丸教育長が就任。そのほか、町スポーツ協会、自治公民館連絡協議会や県銃剣道連盟などの関係団体から、24人が委員・監事・顧問として就任しました。同大会は、令和9年9月に国スポが、国スポ終了後に障スポが開催される予定です。本町では、同年9月27日(月)~29日(水)に町武道体育館で国スポの「銃剣道」競技が開催されます。
(注)「国スポ」「障スポ」は、「国民スポーツ大会」(旧国民体育大会)と「全国障害者スポーツ大会」の略称です。
■恒久平和を願って 戦没者慰霊祭
4月19日、早馬神社横の忠霊塔で、町社会福祉協議会(木佐貫辰生(きさぬきたつお)会長)主催「令和7年度戦没者慰霊祭」がしめやかに営まれました。日清戦争以後の戦争で亡くなった森虎男(もりとらお)海軍大佐ほか761柱の霊を慰めようと、遺族や関係者約40人が出席。式では、町遺族協助白菊会の田中久光会長が、「皆さまのご冥福を祈ります」と慰霊の言葉を述べました。その後、出席者一人一人が祭壇に白い菊の花を献花。出席者全員で恒久平和を祈りました。
「遺族が高齢化しています。英霊顕彰を絶やさないためにも、若い世代に引き継いでいけるよう努めていきたいです」
町遺族協助白菊会会長 田中久光(たなかひさみつ)さん(上新在住)