くらし 令和7年度 施政方針(1)

令和7年度の町政運営に対する方針をお知らせします。

町長就任4年目を迎えます。コロナ禍もありましたが、町民の皆様が安心して、心豊かに笑顔で暮らせるまちづくりを目指し、出来ることから取り組んできました。成果が出るまでには時間がかかるものもあり、引き続き精力的に取り組んでまいります。
本町の大きな課題、優先して取り組むべきこととして、令和4年及びその後の台風被害の復旧と少子化対策を含めた人口減少対策であります。
災害復旧については工事を順次発注し、徐々に完成をしてきておりますが、今後も完全復旧に向けて全力で取り組みます。
2月1日の推計人口が3,013人となり前年と比較して106人減少いたしました。
あらゆる施策に取り組むことが大切であり、各施策がこの人口減少対策に繋がっていくものと考えます。
全庁的な取り組み、町民の皆様の共通理解と協力を得ながら施策の事業効果を意識しながら進めたいと考えます。

■移住定住対策
移住定住サポーター活用、奨励金支給、空き家改修補助ほか、移住者相談会等へも積極的に参加してまいります。
不足する公営住宅整備については、一昨年度から随時取り組んでおり、5戸の戸建てを整備しました。今後も引き続き整備を行います。空き家活用も持ち主の理解と地域の皆様の協力を得ながら進めてまいります。

■少子化対策
少子化対策のひとつとして、婚姻数を増やすことが必要で、出会いづくり推進員の活動を支援し、今年も町内各種団体との連携のもと出会いの場づくりに取り組み、結婚後の生活支援も行います。妊娠期におけるサポート、出産時の支援、子ども医療費の無償化や保育所でのおむつのサブスクなど引き続き実施します。

■教育の振興
引き続き五ヶ瀬教育グランドビジョンを推進し、五ヶ瀬ならではの教育を目指します。新年度は中学校に多目的トイレを設置し、児童生徒1人1台のタブレット端末を更新するための経費を計上しています。更に、スクールバスも更新します。そして保護者の学校給食費の負担軽減を目的に、学校給食の主食である米と牛乳の購入支援を開始します。
一方、児童生徒が数年後には150人を下回ることが予想されます。様々な分野で、今後の在り方の議論が必要です。まずは、これまで自校方式で続けて来た学校給食について、日之影町を参考に親子方式への移行を進めます。今後の学校の在り方は大変難しい問題ですが、各方面からの意見をお聞きしている段階です。更に意見を聞き取り、課題等を整理した上で、方向性を出してまいります。
令和9年度に本県で開催される国民スポーツ大会の本町競技は相撲です。新年度から大会の成功に向けて準備を進めてまいります。

■農業・林業の振興
・農業
経営者の高齢化や担い手不足の深刻化が予想されます。引き続き新規就農者等の支援や研修制度の検討、各種補助事業など引き続き実施してまいります。
今年度まで地域計画策定を進めてまいりましたが、今後も中山間地域直接支払交付金や多面的機能支払交付金を活用して、地域農業者が主体となり将来のビジョンを描きながら営農できるよう、取り組まなければなりません。
・林業
伐期を迎え重要な雇用の場となっておりますし、活気を感じます。県が進める再造林日本一運動を推進し、切って使って植えて育てる循環の為、環境譲与税等を有効に利用し、林業担い手総合対策事業による各種技能講習免許等取得支援事業、就労条件整備事業など引き続き各種支援を実施してまいります。
森林経営管理制度も難しい課題があるようですが、効率的な事業推進を目指し取り組みを進めます。
また、農林業分野のスマート化について、担い手対策、負担軽減、効率化などを目的に引き続き五ヶ瀬町に合ったものはないか研究してまいります。
地域の活力を生むためには、農林業などの基盤的産業を育成確保し外貨を稼ぎ、町内でお金を回すことが必須です。