- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県指宿市
- 広報紙名 : 広報いぶすき 2025年3月号
■市民会館で演芸 名人が笑いで満たす爆笑!
おもしろ名人寄席が12月14日に市民会館で行われました。日本の伝統芸能に親しんでもらおうと市が主催したもの。三遊亭王楽(さんゆうていおうらく)さん、三遊亭道楽(どうらく)さん、三遊亭らっ好(こう)さんによる落語と翁家勝丸(おきなやかつまる)さんによる太神楽(だいかぐら)が披露された他、落語における食事の仕方の表現を市民が高座(こうざ)に上がって体験しました。丹波小2年の増元徠人(ますもとらいと)さん(潟口)は「落語が好きだが実際に見るのは初めてだった。また指宿で公演があるとうれしい」と話しました。
■ふるさと納税返礼品が準グランプリ 指宿の返礼品が高評価
ESSE(エッセ)ふるさとグランプリ2024で指宿食品株式会社のカツオ・ブリのたたきだしポン酢付き海の幸満喫セットが準グランプリを受賞し12月18日に佐田充弘(さたみつひろ)代表取締役社長が市長に報告しました。ふるさと納税返礼品の味や寄付金の使い道などを審査するもの。鮮度が良いカツオとブリの味わいが好評を得て、応募のあった37品の中から選ばれました。佐田代表取締役社長は「指宿のカツオのたたきを全国に知ってもらえるよう頑張りたい」と話しました。
■彩花菜(さかな)館が1位に 魅力いっぱいの道の駅に
日本自動車連盟(JAF)会員が選ぶイチオシ道の駅グランプリ2024で道の駅いぶすき彩花菜館が県内1位に選ばれ、12月20日に表彰式が行われました。地域の魅力を発信しようと同連盟が毎年行っているもの。グルメ部門・行ってみたい部門・おもてなし部門で全国の道の駅の中から会員が投票した結果、頂点に輝きました。川野浩一(かわのこういち)館長は「来館者に喜んでもらおうと気配りを常に心掛けた。訪れたいと思ってもらえる道の駅になれば」と話しました。
■全国社会教育委員連合表彰 教育行政への貢献が評価
堀口(ほりぐち)なり子(こ)さん(小牧中)が全国社会教育委員連合表彰を受賞し12月24日に市長に報告しました。社会教育の推進に貢献した人に贈られるもの。堀口さんは指宿市社会教育委員を16年にわたり務め、幼児教育や家庭教育の学識経験者として教育行政に長年貢献したことが評価されました。堀口さんは「自分に何かできたのかなと反省の気持ちで表彰を受けた。最初は戸惑いながらだったが皆さんに助けてもらいながら乗り切ることができた。感謝したい」と話しました。
■スポーツ活動優秀選手らを表彰 スポーツでの活躍をたたえる
令和6年度社会体育功労者、スポーツ活動優秀選手・団体の表彰式が12月23日に指宿庁舎で行われました。長年にわたり社会体育の振興に貢献した市民、スポーツ競技で優秀な成績を収めた市民や団体を表彰するもの。受賞した市民や団体へ表彰状とメダルが渡されました。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■消防出初式 安心安全への気持ち新たに
令和7年指宿市消防出初式が1月5日に山川漁港内港で行われました。年の初めに消防団員の士気を高め、防災への関心を市民に強めてもらおうと毎年行われているもの。長年にわたり活動している団員の表彰や総勢500人の団員による分列行進をはじめ、5色に彩られた放水や迫力のあるはしご演技があり、団員の日頃の訓練の成果が披露されました。指宿市消防団の前川周三(まえかわしゅうぞう)団長が答辞を述べ、1年間の活動に向けて団員が気持ちを引き締めました。
■地域おこし協力隊が新たに 新天地での活躍を誓う
小柗正樹(こまつまさき)さんの地域おこし協力隊員委嘱式が1月6日に指宿庁舎で行われました。地域おこし協力隊制度は地域への協力活動を都市から生活拠点を移した隊員が行い、隊員の定住を促進する取り組み。小柗さんは埼玉県出身で焼き肉店経営の他、運送業やコールセンターでの勤務経験の持ち主で、隊員として尾下・新永吉地区にある棚田の維持・保全を担当します。小柗さんは「地域の人と地域が持つ課題を解決するため力を尽くしたい」と話しました。