くらし 【CIVIC NEWS】「出水期」の備えはできていますか

出水期とは梅雨の集中豪雨や台風などで河川が増水しやすい時期(6月から10月頃)を指し、災害が起こりやすい時期です。
大雨などによる災害は、事前に情報を収集して早めに行動することで、身を守ることができます。いざという時に落ち着いて行動できるよう、日頃から災害に対する知識を身に付け準備しましょう。

■日頃からの備え
▽周辺の災害リスクを知る
ハザードマップで、浸水が想定される場所や、土砂災害の危険性が高い場所をあらかじめ確認しておきましょう。

▽避難場所の確認
家族で事前に話し合い、災害時の避難場所を決めておきましょう。避難先までの経路は安全か、平時から確認しておきましょう。

▽避難時に必要となる物を準備しておく
避難時に必要となる物を、リュックなどにあらかじめ準備しておきましょう。水や食料の1人分の目安は最低3日分です。既に準備している人は、賞味期限が切れていないか定期的に確認しましょう。

《非常持ち出し品(例)》
□飲料水(1人1日3リットル)
□調理不要の非常食
□ばんそうこうなどの救急用品・薬類
□軍手
□懐中電灯
□衣類
□タオル
□携帯ラジオ・予備電池

■災害発生前の安全確保
▽大雨
・土砂災害の危険(斜面のひび割れ、音がするなど)を感じたら、早めに避難しましょう
・川は急に水位が上がることがあるので、避けて避難してください

▽台風
・台風が接近する前に避難しましょう。避難時には必要な物だけを持ち、崖や川沿いには近づかないでください
・屋外では強い風で物が飛んできたり、電線が切れて感電したりする危険があるので、なるべく外に出ないようにしてください。早めにシャッターを閉め、家の周りの物は飛ばないように屋内にしまいましょう
・停電の恐れがあるので、懐中電灯などを準備しましょう
※避難とは難を避けることで、安全を確保することです。安全な場所にいる人は、その場所にとどまることも避難です。

■災害時の情報収集
◆きりしま防災・行政ナビ(きり防ナビ)
きりしま防災・行政ナビ(きり防ナビ)はハザードマップや避難所などの防災情報だけでなく、暮らしの情報を簡単に、誰でも気軽に入手できるアプリです。災害発生時は、プッシュ通知により避難情報などを確実に入手できます。
外国語や音声伝達にも対応しているので、外国人や障害がある人も安心して利用できます。

⃝暮らしの情報も取得できます
・広報誌やごみ分別、健康、公共施設予約など、あると便利な情報も入っています

○利用方法
・スマートフォンに専用アプリ「ライフビジョン」をダウンロード。アプリを開き、案内に従って居住地を設定
※ 利用料無料。通信料は利用者負担です。
「ダウンロードはお済みですか」
※きりしま防災・行政ナビのダウンロードはこちら(本紙PDF版7ページ参照)から

問合せ:安心安全課
【電話】64-0997