- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県南大隅町
- 広報紙名 : 広報南大隅 令和7年2月号
■宮田を元気に にぎやかに
◇新春 宮田のつどい 開催
1月12日、宮田地区公民館(館長:宮川昭義さん)が、旧宮田小学校で『宮田のつどい』を開催しました。コロナ禍の影響によりこれまでできなかった地域行事、交流の機会を復活させたいと企画されました。
親子会のもちつき大会では杵つきのお餅が来場者にプレゼントされ、体育館ステージはフラダンスや楠龍太鼓、踊りやカラオケなどで賑わいました。昼食には豚汁が振舞われ、最後のお楽しみ抽選会では一番の盛り上がりをみせました。
■夢をのせて空高く
◇町子ども会新春凧あげ大会
1月19日、町子ども会育成連絡協議会主催の新春凧あげ大会に親子30人が参加し、社会福祉協議会「おおくす会」会員の指導を受けながら、約1時間かけてキャラクターや好きな言葉などが描かれた、色とりどりの凧を完成させました。
この日は青空のもと、凧あげには絶好の日和となり、子どもたちは自分の凧を空高く揚げようと元気いっぱいに走り回り、凧が揚がるたびに「みてみて!あがった、あがったよ!」などと歓声をあげながら、寒さを忘れて凧あげを楽しんでいました。
■楊心門の気魂 開聞岳へ届け
◇楊心門空手道 寒稽古
1月19日、南大隅町を総本山とする楊心門空手道の寒稽古が、ゴールドビーチ大浜海水浴場で開催され、大人から子どもまで約80人の門下生が県内各地から参加しました。
宗師の南谷宣斉さんが門下生に向けて「力強い一歩を踏み出したい。心と体を鍛えて、前進あるのみ」と話し、門下生たちは開聞岳に向かい、気合のかけ声とともに正拳突きを、海岸で行われた総稽古では、砂浜から水中へ歩を進め、水しぶきを上げながら突きや蹴りを繰り出していました。
■著書を図書館へ寄贈
◇南大隅大使 立神作造さん
関東南大隅会会長で神奈川大学大学院で博士号を授与されている立神作造さんより、著書「奄美大島における今日的葬儀の民俗学的研究 ─龍郷町円および宇検村平田・湯湾の事例を中心として─」(発行:株式会社 盈進社)を図書館へ寄贈していただきました。
奄美大島の伝統的な葬儀文化の変遷を追いながら、現代の新しい要素との共存を描いています。伝統の重みを感じつつ、今も息づく儀礼の姿に触れる一冊となっています。南大隅町の記述もあり、大変興味深い内容となっていますので、根占図書館・佐多図書室にて、お手にとってご覧ください。
■文化財防火デー火災防ぎょ訓練
◇鹿父神社 佐多旧薬園
1月24日、文化財防火デーに伴う火災防ぎょ訓練が実施されました。
根占地区は鹿父神社、佐多地区は佐多旧薬園において放水訓練を実施しました。
文化財防火デーの制定は、昭和24年1月26日奈良県の法隆寺金堂が焼損したことに基づいており、毎年1月26日を中心に全国で文化財防火運動を展開しています。本町においても教育委員会、消防署、地域住民等が連携・協力して訓練を実施しています。
■図書購入に使ってください
◇根占中学校卒業生からの心遣い
昭和54年度根占中学校卒業生の皆さんが、「図書購入に役立ててください」と神山小学校に寄付金を贈呈しました。
昨年11月に還暦同窓会を開き、参加した方々から集まった寄付金を、代表して中村喜寿さんと黒江鳴美さんが1月31日、同校を訪れ前原校長に手渡ししました。
昭和54年度根占中学校卒業生の皆さんは、平成25年にも同様に根占中学校に寄付されています。卒業生の皆さん、ありがとうございました。
■将来の夢を育むために
◇地域協力隊ネオフラップ
1月22日、数え年の15歳を祝う立志式が第一佐多中学校で開催されました。2年生5人が、先生や生徒、保護者の見守る中、将来なりたい自分について立志の誓いを発表しました。記念講演会では、タレントの永井愛実さんが、『自分を信じる勇気』と題して、夢を叶えるために「勇気を出して挑戦する」「全ての経験に失敗はない」等、これまでの経験を通して感じたことをわかりやすく話していただきました。この講演会は、地域協力隊ネオフラップ(代表:浪瀬仁さん)による郷の力芽事業の一環として開催されたものです。
地域協力隊ネオフラップは南大隅町の次代を担う子ども一人ひとりが心豊かに育つことのできる町を目指し、学校、PTA独自ではできないことをサポートしていきたいと平成28年度から活動をはじめ、今村大祐さんによる接遇指導や正しいウォーキング方法、著名な講師を招聘しての講演会等、多くの学びをご提供していただいております。皆様のご尽力に感謝申し上げます。