- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県沖縄市
- 広報紙名 : 広報おきなわ 2025年7月号
国内交流につきましては、豊中市とのスポーツ交流を支援するとともに、米沢市および東海市との教育文化交流をおこなうなど、市民が主体となった兄弟・姉妹都市との交流を促進します。
国際交流につきましては、沖縄からハワイへ最初の移民がわたってから125周年の節目を迎えるにあたり、記念事業への参加を通じて交流を深めるとともに、国際性を備えた人材の育成および市民主体の交流促進を図るため、コザインターナショナルプラザにおいて、各種語学講座や地域と連携した国際交流イベント等を実施します。
地域コミュニティの活性化につきましては、自治会の加入促進を図るため、新たに自治会PR活動を支援するとともに、SNSを活用した効果的な情報発信を促進します。
また、自治会を活かしたまちづくりに向け、地域へのヒアリング等を通じた調査研究をおこなうとともに、自治会活動に必要な備品の購入や地域ものづくり活動等を支援します。
地域コミュニティ活動拠点施設の整備につきましては、施設の建替えに向け、山里自治会公民館および松本地区におけるコミュニティ供用施設の建設工事等を実施します。
また、登川地区および知花地区におけるコミュニティ供用施設の基本設計等に取り組みます。
施設の改修に関しては、明道地区学習等供用施設の屋根防水工事および美里地区学習等供用施設の衛生設備改修工事を実施するとともに、与儀公民館の天井改修工事を支援します。
多文化共生の推進につきましては、庁内窓口における通訳や広報誌「ニューズレター」の発行等に取り組みます。
次に「夢を抱き 未来を拓く こどものまち」です。
大学等への進学促進につきましては、意欲があるにもかかわらず経済的理由により進学が困難な方を対象に奨学金を給付するとともに、修学にかかる負担軽減に向け、沖縄市育英会の活動を支援します。
こどもの居場所づくりにつきましては、関係機関との連携のもと、居場所を必要とするこどもの状況を把握し、適切な支援をおこなうとともに、食事提供や学習支援等に取り組む団体の活動を支援します。
また、教育・福祉の効果的な連携に向けた地域の協議会を設置するとともに、居場所に通うこどもたちの学習定着および学力向上を図るため、新たにボランティアによる学習支援員を派遣します。
自治会におけるこども食堂に関しては、新規開設を支援します。
若年妊産婦の支援につきましては、家庭や社会から孤立することなく、安全・安心な産前・産後を過ごせるよう、居場所を提供するとともに、自立に向けた相談支援や資格取得費用の助成等をおこないます。
待機児童の解消につきましては、保育人材の確保に向け、保育士の正規雇用化や復職等を支援するとともに、保育士が働きやすい環境をつくるため、保育補助者の配置や年休の取得等を促進します。
認可外保育施設の支援につきましては、こどもたちの健やかな育ちを促進するため、給食費等の助成や保育の質の向上を図る研修等をおこないます。
母子保健の推進につきましては、沖縄市親子手帳アプリ「OKIOKO」を活用した乳幼児健診の予約受付や子育てに関する情報発信等をおこなうとともに、母親の身体的回復や心理的な安定等を図るため、産後ケア事業を実施します。
また、こどもを産み育てたいと思う方々の経済的負担軽減を図るため、新たに不妊治療にかかる助成制度を創設します。
発達の気になる子の支援につきましては、早期発見・支援に向け、発達相談や親子通園による療育をおこなうなど、こどもの発達段階に応じたきめ細やかな支援に取り組みます。
こども医療費助成につきましては、こどもの健康増進および子育て世帯の経済的負担軽減を図るため、令和7年4月より、通院・入院医療費の窓口無料化を18歳に到達した年度末まで拡充しています。
ひとり親家庭の支援につきましては、子育てにかかる経済的な負担を軽減するため、放課後児童クラブおよび認可外保育施設の利用料を助成します。
また、就職に結びつく資格取得費用を助成し、社会的自立を促進するとともに、母子生活支援施設レインボーハイツにおいて、母子の自立支援に取り組みます。
要保護児童等の支援につきましては、保護者の疾病等によりこどもを養育することが一時的に困難となった家庭に対し、ショートステイ等を実施します。
また、関係機関と連携し、虐待の早期発見・対応に取り組むとともに、子育てに関する不安の解消やヤングケアラーの負担軽減等に向け、育児・家事支援をおこなう訪問支援員を派遣します。
すべての妊産婦や子育て世帯等への包括的な支援につきましては、沖縄市こども家庭センターにおいて、母子保健・児童福祉機能の一体的な運営により、切れ目のない支援をおこなうとともに、家庭の孤立化を防ぎ、地域社会とつながる機会を創出するため、乳児のいる全家庭を訪問します。
地域における子育て支援につきましては、子育てに関する不安や孤立感等の軽減を図るため、地域子育て支援センターやつどいの広場等において、保護者同士が交流する機会等を提供するとともに、ファミリー・サポート・センターにおいて、育児相互援助を促進します。
放課後の居場所づくりにつきましては、新たにきたみ児童館およびきたみ児童館内放課後児童クラブの供用を開始するとともに、地域と連携し、小学校の敷地において放課後子ども教室を実施します。
学力の向上につきましては、こどもの習熟度に応じて出題されるAIドリルの活用、学習支援員の配置や「ひやみかち教室」の実施等を通じて、児童生徒一人ひとりに応じた学習支援をおこないます。
また、教員のICT活用指導力の向上を図るため、研修や支援員の配置等をおこないます。
学習意欲の向上につきましては、各種検定試験の検定料を支援するとともに、小中学校において、科学の面白さを体験できる出前講座を実施します。
また、児童生徒に外国語および異文化に触れる機会を提供するため、小中学校に外国語指導助手を配置するとともに、新たに中学校においてデジタルを効果的に活用した英語学習に取り組みます。
教育相談につきましては、児童生徒が抱える課題の解決に向け、中学校に心の教室相談員を配置するとともに、小学校において、スクールカウンセラーによる児童・教職員等へのカウンセリングをおこないます。
不登校児童生徒の支援につきましては、こどもたちの社会的自立に向け、こども支援教室「すだち」や児童館等において、学習支援や教育相談等をおこないます。
また、児童生徒等一人ひとりの状況に応じた支援の充実を図るため、新たに沖縄市教育支援センターを設置し、機能充実に向けた改修工事を実施します。
就学にかかる負担軽減につきましては、就学援助における児童生徒の学用品費および修学旅行費を充実します。
また、援助を必要とする世帯が利用できるよう、制度の周知に取り組みます。
特別な支援が必要な児童生徒につきましては、障がいの有無にかかわらず、ともに学ぶことができるよう、特別支援教育補助者や介助者等を配置します。
また、医療的ケア児が個々の状況に応じた適切な支援を受けられるよう、チーフ看護師等を配置します。