- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道旭川市
- 広報紙名 : こうほう旭川市民「あさひばし」 令和7年7月号
このページは、旭川市社会福祉協議会のページです。
■〔その人らしい暮らしを地域で支えます〕令和7年度旭川市社会福祉協議会の事業計画と予算
▽事業計画における重点的取組み
[1]地域福祉の推進
・住民組織の在り方を踏まえた事業の見直しと新たな取組みの検討
高齢化等の進行により、住民組織の担い手の確保が困難となっている現状を踏まえ、事務局内にその在り方を検討するためのチームを設置し、実態調査や対応策の協議等を進めています。今年度は、明らかになった課題の解決に向けて、市とも協議しながら、事業の見直しや新たな取組みを検討します。
・地域まるごと支援員による取組みの強化
令和6年度に地域まるごと支援員が2名増員され、10名体制となりました。今年度は、積極的な働きかけによる継続的支援や多機関との協働による支援を行うほか、企業・団体とネットワークを構築して支援を行うなど、様々な課題を抱えた方への取組みを強化します。
[2]権利擁護事業の充実・強化
本年1月に指定を受けた住宅確保要配慮者居住支援法人の機能を生かして、円滑な入居支援の取組みを強化します。また、昨年6月から本格実施している、身寄りのない方の見守りや金銭管理、終活支援等を行う「あんしんサポート事業」の取組みを推進し、法人後見事業、日常生活自立支援事業と併せて、権利擁護支援の充実を図ります。
[3]障害福祉サービス事業の充実
昨年5月末をもって居宅介護支援事業を廃止し、障害福祉サービス事業に軸足を移して各事業を進めてきました。今年度においても引き続き、障害のある方や家族のための特定相談支援事業等に力を入れながら、自立(自律)支援の視点からサービス提供に努めます。
▽令和7年度資金収支予算
法人全体(総予算額):6億1,992万7千円
社会福祉事業:4億6,767万2千円
ときわ市民ホール拠点…2億1,943万4千円
相談支援・権利擁護拠点…1億921万9千円
神楽介護サービス拠点…3,004万7千円
神楽障害福祉サービス拠点…1億897万2千円
公益事業:1億5,225万5千円
相談支援・権利擁護(公益)拠点…406万円
中央地域包括支援センター拠点…9,033万5千円
高齢者等健康福祉センター拠点…5,786万円
*詳しい内容は、本会のHPをご覧ください。
■〔住まいにお困りの方の支援を強化します〕居住支援法人の指定を受けました
低額所得者や高齢者など、住宅の確保が困難な方々が安心して賃貸住宅に入居できるように、住宅情報の提供や相談、見守りなどの生活支援を実施する法人として、北海道の指定を受けました。
▽支援内容
(1)家賃債務保証制度の活用
保証人がいないなどの理由で住宅が借りられず困っている方に対し、本会と協定を結ぶ財団の家賃債務保証制度の活用により、家賃不払い等のリスク低減を図り、入居につながるよう支援します。
(2)賃貸住宅への円滑な入居に係る情報提供・相談対応
個々の事情を丁寧に聞き取り、入居相談に応じます。また、入居以外の福祉、医療に係る相談にも応じ、関係機関と連携して解決を目指します。
(3)見守りなどを必要とする住宅の確保が困難な方への生活支援
個々の状況に応じた支援内容を整理し、日々の見守りを行うほか、生活全般の相談を関係機関や各種制度につなぐなど、住み慣れた地域で安心、安全に暮らせるよう支援します。
住まいのことでお困りの方は、ご相談ください!
◎SNSでの情報発信
今後、Facebook(フェイスブック)にて、居住支援法人に関する情報の掲載を予定しています。
詳細:旭川市社会福祉協議会 総合相談支援課 居住支援法人担当
旭川市5条通4丁目 旭川市ときわ市民ホール1階
【電話】90-2003